2009年6月アーカイブ

第二回「紫陽花寄席」

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6月27日土曜日、梅雨だと言う事をうっかり忘れてしまいそうな晴天の朝を迎えました。

数ヶ月をかけて準備を進めて来た、第二回「紫陽花寄席」当日です!

早朝、奈良を出発した、桂まめださん御一行が到着されたのは
11時過ぎだったでしょうか?!

開場の5時になると、一年間この日を愉しみに待っていて下さった方々が
続々とお越しになりました。
勿論、昨年の好評を訊き付け、今年は是非にとご参加下さった方々も
次々いらして下さいました。

小学校低学年のお孫さんを連れて来て下さった方や、
92歳のお姑さんを伴って来て下さった方ありと、年齢層も幅広くなりました☆

開演の6時が近づいてくると、もう店内はお客様で一杯になり、
慌てて補助椅子を並べたり、珈琲と明日香村より届けて戴いた
飛鳥藍染織館の名物「きんつば」の接待で大童となっていました。

その、紫陽花寄席を企画して下さり昨年は司会進行もして戴いた
飛鳥藍染織館の館長渡辺誠弥さんが、今年はお仕事の都合で来て戴けなくなり、
代わって司会をBSSの板井アナウンサーにお願いしていました。

そして、まさにその板井アナに始めて貰おうとしていたその時、
サプライズは起きたのです!!

今日はお仕事の都合で、どうしても来る事が出来ないと仰っていた渡辺さんが
突然「吹野」にご登場になったのです☆!

まめださん御一行も私も、皆「鳩が豆鉄砲」を喰らったようになってしまいました。
その驚いた私の表情は、落語と同じくらい面白かったと、後で聞かされました(笑い)

お仕事の遣り繰りをし、昼過ぎの大阪難波発の高速バスに飛び乗り、
急遽駆け付けて下さったのでした。

折角来て下さったのだからと司会をバトンタッチしようとした板井アナを制し、
進行を板井アナに任せると、一番後ろの席に腰掛けてしまわれました。

はじまりの挨拶に呼ばれた涙腺の弱い私は、渡辺氏のサプライズの感動で
皆さんの前で思わず感激の涙を零してしまいました。

それから、昨年と同じく、春雨や落雷さんの「崇徳院」をご披露戴きました。
益々腕を上げられた軽妙なお噺に、みなさん聴き入っていらっしゃいました。

そして、まめださんのご登場となると、花道を歩いている時から
盛大な拍手で、高座に座ったら、まだ何もしていないのに
皆さんの笑い声が聞こえてきました。
本当に恵まれたキャラをお持ちです☆

 たくさんの「小話」に爆笑が起こり、「子ほめ」にも沢山の笑いを頂戴し、
最後には、かくし芸の「南京玉簾」まで披露して下さり、拍手喝采となりました。

こうして今年も無事、「落語会」を終える事が出来ました。
昨年とほぼ同じ35名のお客様にお越し戴きました。
何故狭い店内でこれ以上お入り戴けないので申し訳ありませんでしたが、
お帰りの際、皆さんが口々に「愉しかった☆」「面白かった☆」「また来年も☆」
と言って下さり、大変嬉しく、様々な困難を乗り越えて頑張って「良かった☆」と
この場をお借りして、皆さんにお礼を申し上げます。

当日、「紫陽花寄席だから、紫陽花の花がいいかな~と思って~♪」
と言ってお庭の花火紫陽花を沢山持って来て下さった木村さん、有難うございました☆

二つ返事で司会を引き受けて下さった板井アナ、有難うございました。

そしてスタッフとして手伝って下さったみなさん、有難うございました。

それから、お忙しい中、駆け付けて下さった渡辺さん有難うございました。
その日、最終の高速バスでとんぼ返り、早朝奈良着で
そのまま蕎麦打ちをなさった事と思います。
本当に心より感謝☆です。

そして、35名のご来場下さった皆さま、本当にありがとうございました☆☆

 

 

 

出雲路

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昨日は、梅雨とは思えない爽やかな晴天の定休日となり、
昼食も兼ねて西へ車を走らせてみました。

お昼はお気に入りの「草庵」で・・・
ここは湯の川温泉にある湯宿で、飛騨高山から移築した古い建物は、
食事だけでも出来るようになっていて、時々出掛けます。
料理も器も、とっても美味しく愉しめる大満足のお昼を戴いた後は、
開期も残り少なくなった『島根県立古代出雲歴史博物館』の
並河萬理写真展「神々の座出雲」を観に行きました。(7月5日まで)

古代出雲の謎を秘めて横たわる山並み、不思議な懐かしさを感じさせる雲、
宍道湖に映える夕日の美しさ、目に見えぬ縁を永遠に結ぶために神々が集う国出雲。
このたおやかな風景にシルクロードを旅して世界中の神々の姿をみ続けてきた
並河萬里氏がファインダーから捉えた国出雲に圧倒されました。

そしてもう一箇所、私のお気に入りの場所にも立ち寄りました。
それは斐川町にある『出雲キルト美術館』です。

2004年4月、日本で初となるキルト作家・八幡垣睦子さんの常設展示場として開館され、
出雲平野の雄大な自然の中に古民家を改装した、一見美術館とは気付かない建物の中に、
季節の移ろいに合わせた作品、しつらえ・・・空間全体でキルトを表現し、
文化を伝承する美術館が私は大好きです☆

初めて訪れたのは昨年の4月でした。春といえば桜・・・
その日は、館内に桜の大木が、巧みなプロの技と思わせる照明の中でいきいきと咲き誇り、
キルトの延長上の床には、はらはらと花びらを散らすという演出が施されていました☆

その、粋でお洒落で、垢抜けたキルトの展示方に、唖然としました。

中庭にいけられた花にも、手入れの行き届いた建物や庭園も、
すべてがその八幡垣さんの作品と一体となって美術館の中で囁きかけて来るのです。

昨日の「朱夏の羅」展(9月15日まで)では、
『睡蓮三部作』と『瑠璃色の蓮』に、完全に心奪われました。
こんな部屋で、一日ぼ~っとしていたいな~♪なんて思いました☆

一回目と三回目となる今回と、偶然にも八幡垣先生にお会いする事が出来、
直接、作品の説明を伺えるという幸運に恵まれました。
昨日は、蓮に寄り添って描かれている「蜻蛉」のお話をして下さいました☆

色々な方にお薦めするのですが、どなたも喜んで下さいます。
みなさんも是非一度お出かけになり、ゆっくりとその空間を満喫して戴きたいと思います。

今朝も、明け方目覚めると、空には一番星が・・・
今日も良い一日でありますように~☆

いよいよ明日は「紫陽花寄席」です!!


 

父の日

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今日は父の日でしたが、皆さんは「お父さん」とどう過ごしましたか?!

これは「邂逅(かいこう)」と題して9年前、日本海新聞の「手鏡」に
私の父への想いを書かせて戴いたものです。

  東郷湖畔のあやめが池に両親を連れて出かけたのは六年前の六月。
  そのとき、倭文神社もいいと聞いていたので足を伸ばしてみた。
  石段を登りつめると「一ノ宮」とあり、それを見た父が、つかの間足を止めた。
  そして鳥居の前に立った時、ずっと昔ここに来た事がある、と言う。
  暫く首を捻っていたが、ぼやけていた思い出が少しずつ輪郭を描いていくように
  「お前が生まれる時、安産をお願いに来たんだ」と私を見て微笑んだ。
  その時まで母も全く知らなかったことだった。
  あまり子煩悩でもなかった父が、まだ見ぬ我が子の為に安産祈願など、
  信じられないことだった。
  父の想いが、たまらなく嬉しくて、胸が熱くなった。
  お賽銭を投げ、手を合わせ、溢れそうになる涙を堪えるのが精一杯だったことを
  憶えている。
  その父が逝って一年が過ぎた。
  すべてが嘘のようで、紛れもない現実。
  病院への送り迎えをした四年間、三度の入院。自宅で介護した五十日間は無我夢中だった。
  救急車で病院へ運び、泊り込みで看た最後の九日間。
  点滴で紫色に染まった痛々しい両腕、痩せ細っていく手足。
  そしてその朝、私が仮眠から目覚めるのを待っていたかのように逝ってしまった。
  この世で父と呼べるたった一人のかけがえのない人を失い、
  自分が自分でなくなるほど泣き崩れた永遠の別れ。
  葬儀、初七日と、すべてが梅雨と共に行き過ぎ、心に大きな風穴を開けた。
  私の助手席で、お気に入りの三橋美智也を聴きながらドライブするのが大好きだった父。
  新緑の大山を走ったのが最後となった。
  私が撮った笑顔の写真が遺影となり、父の戒名は私のペンネームとなった。
  まだ暫くは、泣かずに父を語れそうにない。              雅雲


昨年末、お父さんを突然に亡くされた寧子さん、
半年ではまだまだ悲しみは深く、残されたお母さんを支える事で
精一杯のことと思います。
ゆっくり、ゆっくり、少しずつ、少しずつ、笑顔を取り戻して下さい。
きっと天国で、お父さんはあなたとお母さんを、微笑んで見守っていらっしゃいますから☆
お父さんは、あなたの心の中で永遠に☆

6月23日、父が遠いところへ旅立って今年で10年になります。
未だに、父を語る時には涙が溢れる私です。

トマトのジャム?!

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K君が初めて珈琲屋吹野へ来た時は、まだ高校生でした。
詰襟の学生服で通って来てくれていたのは、もう20年も前になります。

高校を卒業すると、大阪に就職したのですが、
数年後、家庭の事情で米子へ帰って来ていました。

そのK君が、久し振りに顔を見せてくれました。
10キロ太ったというその顔は昔よりふっくらとしていましたが、
恥ずかしそうに話すのは昔のままでした。

おばあちゃんとお父さんとお姉ちゃんの4人家族だったなあ~
なんて、K君が当時語ってくれた家庭の事情が、
私の記憶の中から甦って来ました。
未熟ながらも彼の悩みの相談を受けて語り合った日々が、
「思い出」という引き出しの中から、次々と取り出されてきます。

「ブレンド珈琲と、ジャムトーストをお願いします!!」
というオーダーを受け、熱い珈琲と、
できたてホヤホヤのジャムトーストを「どうぞ~」と並べると、
K君は、目をパチクリしています。そして、私が
「本日のジャムは、こちらが夏みかん、こちらがトマトのジャム
どちらも自家製で~す!!」と説明すると、
「ジャムって、苺だけじゃないんですね~☆!」と・・・

そうなんです☆!
昨年の夏から、手作りのジャムを始めたのです!!

きっかけは、戴いたたくさんの皮がはじけたトマトでした!
夏場は、雨の翌日晴天になると、前日の雨に濡れた皮が
お日様の陽射しの強さではじけてしまい、商品にならなくなるのだそうです。
それを大量に貰ったからと、おすそ分け戴いたのでした。

さて、この段ボール箱いっぱいのトマトをどうするか~と頭をひねり、
ジャムを思い立ったわけです!!
初めは自分用!!でした。
でも、あまりに美味しく出来上がったので、お客様に試食戴いたところ、
とっても美味しいとお褒めを戴いたので商品化に☆!

もちろん皆さんにご好評を戴き、トマトがジャムになるなんて!!と
驚かれる方もたくさんいらっしゃいました。
自分で言うのも何ですが、本当に美味しいんです!!☆☆☆
トマトが苦手!という方でも食べられるんですから!!

それから季節ごとに色々なジャムを作るようになりました。
そして、またトマトの季節がやって来ました。
去年の味を覚えていて下さり、「トマトジャム始まりましたか~?!」
と、お待ちかねのお客様もいらっしゃいました☆
嬉しいですね~☆

というわけで、K君も初めて食べるトマトジャムに舌鼓を打ち、
思わず話も弾み、珈琲のおかわりをして、
父の日のプレゼントを探しに出かけて行きました。

素敵なプレゼント、見つかったでしょうか☆♪☆


 

『お得なセット』

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「このセットは色々変わるんですか~?!」
と、お帰りの時声を掛けて下さった方は、50代の男性でした。

先月から始めた『お得なセット』を召し上がって下さったのですが、
「仕事で米子に寄せて戴くんですが、こちらへは二回目です!!
全国あちこち行くんですが、それぞれの地で、ちょっとお気に入りの喫茶店を
見つけるのが楽しみになっていましてね~☆」とにっこりされました。

「『お得なセット』は毎月変わりますよ~☆」とお答えしました。
今月は、ブレンド珈琲と人気のキャラメルバナナトーストに、
トマトのサラダと、自家製カスピ海ヨーグルトに手作りジャムを添えて・・・
軽いランチになればと始めたものです(¥1000)
男性にも気に入って戴けたようで嬉しかったです☆!

「じゃあこの次来たら、また違うセットが食べれるんですね~(笑い)」
大きな荷物を肩に掛けながら仰り、
「これから佐賀に向かいます。佐賀にも、ちょっと良い喫茶店見つけたので、
今日到着したら、そこへ直行します(笑い)」と元気良く旅立たれました!!
これから九州佐賀へ、というと少し遅くなりますが、
その喫茶店は夜10時まで営業なさっているのだそうです。

全国各地に、お気に入りの場所があるなんて素敵ですよね☆
お仕事の中にも楽しみを見出すと「旅もまた愉し」となりますよね!!

この次いらっしゃる時にも喜んで戴けるような『セット』を
ご用意してお待ちしていますね☆
どうぞ、良い旅を!!


 

『きみに読む物語』

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梅雨入り宣言のあと、思いがけない晴天で、
お蔭さまで店内は賑わい、「ゆっくり読書」とはならずに済み、
張り切ってお仕事をさせて戴きました☆
という訳で、休日に一冊お客様から予てよりお借りしていた本を読破しました。

Kさんより「これ、読んでみて下さい☆!」と手渡されたのは、
ニコラス スパークス著『もうひとつの愛の奇跡』でした。

「吹野さん『きみに読む物語』っていう映画ご覧になりましたか?!
この本はそれの続編なんです!!」とKさん・・・
題名も内容も、ほぼ知っている映画でしたが、残念ながら未だ観ていませんでした。

そうKさんに告げると、まず先にその『きみに読む物語』の方を観て貰わないと!!
と、そのDVDを借りて来て下さったのです☆!

私は本当に恵まれている☆と心から感謝☆☆☆

で、まずその映画を観ました。
出会いから結婚するに至るまで、様々な出来事があったノアとアリーが
幸せな数十年の結婚生活の後、妻がアルツハイマーとなり、
自分たちの愉しかった過去をすべて忘れてしまって、夫の事すら分らなくなっている
妻に、その青春時代の物語を、読み聴かせるというものです。
夫の根気強い努力は報われ、その物語を読み終える頃には、妻はその「お話」は
自分たちのことで、それを読んでくれているのは夫であると気づきます。
しかしそれも数分の事で、またすぐに、目の前にいる男性が誰だかわからなくなります。
そんな事の繰り返しという日々で、 
切ないところもありますが、私は読み終えて、清々しい気持ちになりました。
素晴らしいハッピーエンドだと思ったからです。

それから漸く、その続編という『もうひとつの愛の奇跡』を読み始めました。

これはノアとアリーの娘の物語でした。
アルツハイマーのアリーは亡くなり、ノアはアリーを看取った老人施設にいます。
娘は結婚して子供が三人居ます。ノアにとっては孫です。
その娘の夫が、仕事人間で、つい結婚記念日を忘れてしまっていた。
それまでも、こどもの成長と共に会話も少なくなり、ほとんど話さない日も・・・
そんな時、妻はとても悲しくなるものです。
結婚した事にさえ疑問を抱き、自分は愛されているのだろうか、とまで悩み苦しみます。

それを知った夫は深く反省し、来年の結婚記念日は必ず妻に笑顔を取り戻させる!!
と、一年がかりの、大プロジェクトを開始するのです☆!!

私個人としては、『きみに読む物語』より、こちらに感動しました。
とにかく、並大抵のプロジェクトじゃないんです!!
家族や友人、仲間の協力なくしては出来ない事で、
一緒になってこの作戦に力を貸してくれた人々も素晴らしいし、
そういう人脈を持っているこの人自身が素晴らしい人だからだと思いました。

義理の父とも、とてもいい関係を築いていて、義理の息子としても優しい人です。

なんとも言えず、心温まる物語でした。
本をお貸し下さったKさん、DVDをお貸し下さったHさん、有難うございました☆

少し冷めかけたご夫婦には、読んでみて戴くと良いのではないかと?!・・・
ハッピーなご夫婦は、もっとハッピーになれるのではないでしょうか?!

 

読書の梅雨!!

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毎年のことですが、今年も亦「梅雨入り」しましたね~!

雨というのは、商いにはあまり好ましいものではありません。
朝から雨、という日は、たいていお客様の来店が少なくなります。
みなさんが好んで下さる理想的な「静かな珈琲屋」となるわけです!!
経営者にとっては、あまり有り難くない事ですが仕方ありませんねえ~(笑い)

と、そんな日は私の「読書タイム」になるのです☆!

最近ハマッているのが「逆説の日本史」井沢元彦著 です☆☆

「好き嫌いはあるかもしれないけど、私は面白かったから読んでみて!!」と
お客様からお借りしたのですが・・・・・面白いです☆!
仰るとおり、井沢氏の独説の部分もありますが、多くの研究者も同じ意見の方が
いらっしゃるようです。
現に、最近の報道で、『箸墓古墳は卑弥呼の墓ではないか・・・』というのを
耳にしましたが、それも井沢説のひとつだったのです!!

私達がその昔(はるか昔?!)、歴史の教科書で学んだ事、
おじいちゃんやおばあちゅんから、聞かされた日本の歴史や神話を
ずっと信じて、疑いもしなかった事が、この本を読んで、
「そう云われれば、そういうことも有り得る!、なるほど、それも有りかな~!」
と思え、今まで何も不思議に感じなかった事が、不思議に思えて来たりするのです。

今まで知らなかったことも、たくさん教えてもらえました。

幸か不幸か、なかなかゆっくり読む時間が取れず、スローペースなので、
漸く「黎明編」を読み終えたところで、これから「古代編」へと
読み進んでいくところです。
何だか、ワクワクしてしまいます☆♪☆

これで、鬱陶しい嫌な梅雨も愉しく過ごせそうですね!!

爆笑「紫陽花寄席」

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始まりは一本の電話 でした・・・

昨年の4月のこと、明日香村の渡辺誠弥館長より
「君んとこで、落語会やらないかい~?!」と唐突な電話が!!
一瞬の戸惑いはありました。が、元来、「笑い」は大好きな私は、
何だか愉しそうな予感がして「いいですよ~♪」と即答していました☆
何故だか分らないのですが、渡辺氏からのお誘いには、
いつも後先のことを考えず乗ってしまう私です☆
まるで「渡辺マジック!!」とでも言うのでしょうか♪☆

「日程は6月の末頃だから・・・「紫陽花寄席」なんてどうだい~?!」
などと、上手い命名をされるのも渡辺氏の凄い才能といえるところです☆
そういう訳で、その日から私の怒濤のような日々が始まったのでした!!

高座をつとめて下さるのは、桂まめださんという、上方の新人落語家☆
脱サラをして、桂文福一門へ入門九年目の若手噺家さんでした。
渡辺氏の飛鳥藍染織館に出入りされるようになり、
この新米落語家のために一肌脱ごうという渡辺氏の思いに
きっと、まめださんという方は、愛される人柄なんだろうな~☆と感じ、
そんな思いは、電話で初めてご挨拶戴いた時の、
まめださんのお話し振りで、よ~く分りました☆

落語会を開くには不向きな造りの当店です。
どんなふうに高座を作るのか?!・・・
でも、もうそんなことを考えている暇はありません!!
船は大海原へもう漕ぎ出していました!!

先ずはお客様に声掛けを始めることに専念!
ご来店の方々に声を掛けるだけではなく、お葉書でのご案内もさせて戴きました。

すると、有り難いことに皆さんがご賛同下さり、
お便りをお送りした方々からも、次々に「行かせて貰います、愉しみ~☆」
と、嬉しいお電話が続々入りました。
亦、日本海新聞に開催の案内を載せて戴くことも出来、それをご覧になった方からも
お電話を戴き、狭い店内に入りきらない程のお返事が寄せられ、
嬉しい悲鳴となりました!!

期日が迫った頃には、亦、明日香村より電話で、
渡辺氏がNHK松江支局勤務の頃から親しい、松江で開業医をなさっている先生が
是非、私も高座に上がらせて欲しいと云って下さっているから宜しく~☆と!!

こうして、桂まめださんの上方落語の前座として、
春雨や雷蔵一門の春雨や落雷さんもご出演下さるという、
豪華な落語の会が誕生したのでした。

前日徹夜で仕上げたプログラムと、
当日の暑さを配慮して思いついた紫陽花の写真を印刷した特製うちわも完成!!

平成20年6月29日「紫陽花寄席」
早朝奈良を出発して来て下さった渡辺氏御一行の手を借り、
店内奥の大テーブルを窓際に移し、即席の立派な高座が出来上がりました。
そして一行は、朝のラジオの生放送にも出演させて戴くという幸運に与り、
山陰放送へと向かいました。

久々にマイクの前に座った渡辺氏と
初のラジオ出演となったまめださんのドキドキオロオロの生放送!!
私までドキドキハラハラ、手に汗しながらラジオを聴いたのが
まるで昨日の事のように想い出されます☆
まめださんと、板井アナの軽妙なやり取りは、とても愉しいものでひと安心☆

夕方6時会場の店内には、続々とお客様がいらして、満席、立ち見の場内に、
前座というには申し訳ないほどの貫禄で、
松江の医師、春雨や落雷さんの「時蕎麦」が始まりました。
「今何時(なんどき)だい~?!」というフレーズで有名な古典落語を
堂々と朗々と語られ、場内にどっと笑いが起こりました♪☆

そして、まめださんのご登場です!!

まずは自己紹介
「わたくし、桂まめだと申します・・・本名は 安倍晋三です・・・・・」
「似てる~☆」っと どっと笑いが起こります。
少々緊張気味だったまめださんの顔が、ほっとして綻ぶのがわかりました。

それから次々と飛び出す謎掛け・・・
「珈琲屋吹野さんの紫陽花寄席と掛けまして・・・」

何と云うんだろう~と、皆が身を乗り出します。

「今日着ている着物と解きます・・・そのこころは
・・・・・・・・・・着てみてよかった~☆ 来てみてよかった~☆」

皆さんの笑い声が響きます☆

気を良くして少しずつリラックスしていくまめださん♪

「吹野さんの紫陽花寄席と掛けまして・・・」

次は何て~と、またまた耳を欹てます。

「金のシャチホコと解きます・・・そのこころは
・・・・・・・・・・「名古屋か~☆ 和やか~☆」

また、どっと笑いが起こり、もうまめださんは、
みなさんの心をがっちりつかんでいました♪♪

笑い声に包まれて「まくら」を終えると
まめださんの十八番「動物園」のはじまり はじまり~☆

身振り手振りも、ライオンやトラにそっくりで
そのたどたどしい話し方がまた笑いを誘い、いつの間にか
もう場内は大爆笑となっていました。

最後には割れんばかりの拍手と、「頑張って~!!」
という声援もあがって、終わっても尚みなさんの笑顔は
ずっと続いていました。

こうして、初の試み「紫陽花寄席」は
大盛況のうちに幕を下ろしました。

そして後日、ご来場下さった客様からこんなお便りが届きました。

『書中お見舞い申し上げます。
 先日はたのしい寄席に寄せて頂きまして有難うございました。
久々にお腹の皮がよじれる程に笑いました。
 咄家の「まめださん」気に入りました。
そこに座って居られるだけでおかしみが沸いてきて、
次は何を話すのだろうと聴き入ってしまいます。
次回の寄席もまた「まめださん」のお話をきいてみたいと思っております。
              ありがとうございました。  かしこ

戸惑いながらも、「やってみよう!!」と試みた落語会でしたが、
こんなに喜んで戴き、目頭が熱くなるほど嬉しいお便りでした☆

こちらこそ、ありがとうございましたと、心から感謝・・・でした。

渡辺氏からも、とても良いお客様だったとお褒め戴きました。
「27年間の君とお客様の培った日々の賜物だよ」と云って戴き
熱い想いが込み上げて来ました。

という訳で、今年も「紫陽花寄席」開催の運びとなりました☆☆☆

6月27日土曜日午後5時開場、6時開演
皆様のご要望にお応えして、今年も桂まめださんと春雨や落雷氏を
お招きし、賑やかに開催致します♪♪

昨年お越し下さった方はもちろん、残念ながら昨年お出でになれなかった方も
お腹の皮がよじれても構わなければ、
是非、珈琲屋吹野の「紫陽花寄席」へお運び下さい☆!!

すでに半分以上席は埋まっておりますので、ご予約はお早めにお願いします☆!!

さて、今年は、どんな噺で笑わせて下さるのか愉しみです♪♪


 

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