それは9月のとある火曜日のこと・・・
近くのめがね屋さんが男性を伴い来店され、
席に着くやいなや「どぉ~ 凄いでしょ!!
こういうのが僕のイメージする昔からの喫茶店なの!!
だけど貴方の思っているのとは違ってるでしょ?!!!」
入って来るなりそんな会話が聞こえて来た。
二人はカウンターに腰かけ、めがね屋さんの
珈琲屋吹野自慢(笑)が始まり、私はバタバタと立ち働きながらも
とても嬉しくその話に聞き耳をたてていた。
めがね屋さんのH氏の話はこう続いた。
「この店、何年になると思う?!
もう30年以上だよ!!
でも、ちっとも古さを感じないでしょ?!
何でか、わかる?!
本当にいいものは、どんなに年月がたっても古く感じさせないの!!
僕が言いたいのはそういうことなんだよ」と・・・・・
それと同じことを、その雑誌の編集者も思ってくれての事なのか?
偶然にも、その時カメラマンと編集長が到着された。
山陰の情報誌の表紙撮影の依頼が前日あり
お受けしていたのでした。
という訳で、珈琲屋吹野が Lazuda 10月号
どこか懐かしくほっとする クラシックカフェ の
表紙となり、9月25日に発売されました。
もしも書店で、お目に留まりましたら、ご笑覧ください(^_^)v
めがね屋さんのH氏のつぶやきに私がただ35年間続けて来ただけものを
そんなふうに表現して下さったことに新鮮な驚きと感動を覚えたのでした。
島村泰史
ブログの内容とは関係ないお話になってしまいますがご容赦ください。
この度の地震についてお見舞い申し上げます。
直接お電話などするのも却ってお手を煩わせてしまうかと思い、このような形をとりました。
大きな被害がないことをお祈り申し上げます。