米子市角盤町に珈琲屋をオープンして27年になります。
人と関わる仕事をしたいと、5年間のOL生活から2年間の珈琲修行を終え、
一心不乱に走り続けて、気付いたら27年の歳月が流れていた、という感じです。
そんな日々の中で、色々な人との出会いがあり、別れがあり、
様々なお話を珈琲の香りと共に、聴かせていたたいています。
その物語は、時に私を感動させたり、泣かせたり、涙が出るほど笑わせてくれたりします。
そんな話を、ここに綴っていきたいと思っています。
因みに今日は、倉吉からSちゃんが来てくれました。
「吹野が倉吉にあったら毎日来るのになぁ~」なんて嬉しい事を言ってくれる、
とっても可愛い女の子です。
彼女が、今日は珍しく「カップを選ばせてもらってもいいですか?!」なんて言い、
すると、付き合い始めた彼から初めてプレゼントされたカップで、そのカップをくれた翌日、
「ポットに珈琲入れて行くから、昨日のカップ持っておいで!!」というメールが来て、
ご指名のウェツジウッドのストロベリーにブレンド珈琲を淹れました。
公園のベンチで肩を寄せ合い飲んだ思い出のカップなんです、と、頬を染めて話してくれました。
どうかSちゃんの笑顔をずっと守って下さいと、彼にお願いしたいものです。
幸せになって欲しいですね!!