第二回「紫陽花寄席」

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6月27日土曜日、梅雨だと言う事をうっかり忘れてしまいそうな晴天の朝を迎えました。

数ヶ月をかけて準備を進めて来た、第二回「紫陽花寄席」当日です!

早朝、奈良を出発した、桂まめださん御一行が到着されたのは
11時過ぎだったでしょうか?!

開場の5時になると、一年間この日を愉しみに待っていて下さった方々が
続々とお越しになりました。
勿論、昨年の好評を訊き付け、今年は是非にとご参加下さった方々も
次々いらして下さいました。

小学校低学年のお孫さんを連れて来て下さった方や、
92歳のお姑さんを伴って来て下さった方ありと、年齢層も幅広くなりました☆

開演の6時が近づいてくると、もう店内はお客様で一杯になり、
慌てて補助椅子を並べたり、珈琲と明日香村より届けて戴いた
飛鳥藍染織館の名物「きんつば」の接待で大童となっていました。

その、紫陽花寄席を企画して下さり昨年は司会進行もして戴いた
飛鳥藍染織館の館長渡辺誠弥さんが、今年はお仕事の都合で来て戴けなくなり、
代わって司会をBSSの板井アナウンサーにお願いしていました。

そして、まさにその板井アナに始めて貰おうとしていたその時、
サプライズは起きたのです!!

今日はお仕事の都合で、どうしても来る事が出来ないと仰っていた渡辺さんが
突然「吹野」にご登場になったのです☆!

まめださん御一行も私も、皆「鳩が豆鉄砲」を喰らったようになってしまいました。
その驚いた私の表情は、落語と同じくらい面白かったと、後で聞かされました(笑い)

お仕事の遣り繰りをし、昼過ぎの大阪難波発の高速バスに飛び乗り、
急遽駆け付けて下さったのでした。

折角来て下さったのだからと司会をバトンタッチしようとした板井アナを制し、
進行を板井アナに任せると、一番後ろの席に腰掛けてしまわれました。

はじまりの挨拶に呼ばれた涙腺の弱い私は、渡辺氏のサプライズの感動で
皆さんの前で思わず感激の涙を零してしまいました。

それから、昨年と同じく、春雨や落雷さんの「崇徳院」をご披露戴きました。
益々腕を上げられた軽妙なお噺に、みなさん聴き入っていらっしゃいました。

そして、まめださんのご登場となると、花道を歩いている時から
盛大な拍手で、高座に座ったら、まだ何もしていないのに
皆さんの笑い声が聞こえてきました。
本当に恵まれたキャラをお持ちです☆

 たくさんの「小話」に爆笑が起こり、「子ほめ」にも沢山の笑いを頂戴し、
最後には、かくし芸の「南京玉簾」まで披露して下さり、拍手喝采となりました。

こうして今年も無事、「落語会」を終える事が出来ました。
昨年とほぼ同じ35名のお客様にお越し戴きました。
何故狭い店内でこれ以上お入り戴けないので申し訳ありませんでしたが、
お帰りの際、皆さんが口々に「愉しかった☆」「面白かった☆」「また来年も☆」
と言って下さり、大変嬉しく、様々な困難を乗り越えて頑張って「良かった☆」と
この場をお借りして、皆さんにお礼を申し上げます。

当日、「紫陽花寄席だから、紫陽花の花がいいかな~と思って~♪」
と言ってお庭の花火紫陽花を沢山持って来て下さった木村さん、有難うございました☆

二つ返事で司会を引き受けて下さった板井アナ、有難うございました。

そしてスタッフとして手伝って下さったみなさん、有難うございました。

それから、お忙しい中、駆け付けて下さった渡辺さん有難うございました。
その日、最終の高速バスでとんぼ返り、早朝奈良着で
そのまま蕎麦打ちをなさった事と思います。
本当に心より感謝☆です。

そして、35名のご来場下さった皆さま、本当にありがとうございました☆☆