懐かしき青春時代!

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いつもおひとりでお出で下さるKさんが、
お友達と一緒にいらして下さいました。
おひとりの時はいつもボックス席へお掛けになるのですが、
「今日はこっちへ座らせてもらおう~♪」とカウンターへお掛けになりました。

Kさんは、いつも面白く昔話をして下さいます。
その日もお友達とご一緒に聴かせて戴きました。
以前に聴いたことのある話でも、また笑えるから不思議です~♪

貧乏下宿時代の話は「定番」ですが、
その日はポンコツ車の話が愉しかったですね~♪

それはそれは古い車で、整備のしようもない廃車同然の車を
いつも恐る恐る走らせていて、坂道になると、運転手以外は降りて押すのは当然のことで、
時には、坂道でもない平坦な道でも、急に動かなくなる時があったそうです。

その日もいつものように仲間数人でドライブしていると、急に止まってしまい、
電話で修理してくれる人を呼び、みてもらったそうです。
ボンネットを開け、応急処置をしてくれたあと、その人が、
「とりあえず走るようにしておきましたが、絶対途中で止まらないで、
ノンストップで帰って下さいね。もし途中で止まると、
それきり動かなくなりますからね!」と言われたのだそうです!!(笑い)

もちろん、その後は、信号でも止まりません。
交差点でも止まりません。
ただひたすら走り続け、同乗者がそれぞれ降りたい場所に近づいたら、
スピードを緩めるから、飛び降りろ!!ということになったのだそうです(笑い)

40年以上も前の話です。
今では考えられない話ですが、当時はそういう事ができた、
古き良き時代だったのです。
聴きながら「危険!!」などと思うより先に、
そのKさん達が飛び降り、転がる姿を想像して、笑ってしまうのです♪
なんだか、とっても愉しそうじゃありませんか~☆

お給料は、出たその日に全部夜の街で使ってしまう、
そんな無茶が出来た若い頃があったから、
定年退職後の今、こんないい笑顔で、お友達と珈琲を飲みながら
「懐かしい青春時代」を語れるのではないでしょうか☆

これからも時々、そんな「無茶したあの頃」の話を聴かせて戴きたいですね♪

Kさん、これからも益々お元気で、人生を謳歌して下さいね♪☆