箱根のドラマ

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今年も箱根駅伝は、数々の「ドラマ」を私たちに魅せてくれました☆

去年の話題の「星」山の神童と言われた柏原竜二くんが
今年も牛蒡抜きをやってのけました!!
プレッシャーもなんのその!!で走る直前の監督の「自由に走れ」
の言葉にリラックスして走れたようです☆

この柏原君が高校生の時から山登りの抜群な才能を見抜いていたのが、
昨年から監督になった酒井俊幸監督でした。
酒井監督は東洋大学のOBで、33歳と今大会の中で一番若い監督でした。

柏原君は、5区を1時間17分8秒と、昨年の自身の記録を越え、
6人を牛蒡抜きにして走り抜け、最終ランナーも昨年に引き続き
高見諒くんに襷をリレーし、東洋大は2年連続でゴールのテープを切りました。

各校みんなが顔を歪めながら必死にゴールに走り込むその中に、
昨年襷を繋ぐ事が出来なかった城西大学のランナーがいました。
去年の復路7区で、脱水症状で棄権し、泣きじゃくっていた石田亮くんが、
昨年のリベンジを誓い、今年も走っていたのです!!
昨年石田くんで途切れてしまった襷でしたが、
その襷がないままその後を走り、記録には残らない区間新記録を出した
伊藤くんが、今年はOBとして、放送席に座り、今年の後輩たちの
走りを見守り、応援していました。

その黄色い襷は今年、二年分の「想い」を込めて繋がれ、
6位で誇らしげにゴールを切り、初のシード権を獲得しました!!☆

東洋大学の選手たちを応援してくれている人たちの中に、
旧山古志村の人たちがいました。
昨年夏、東洋大の選手たちは、山古志村で合宿をしていたのだそうです。
そのご縁は何と2004年に遡ります。
あの2004年に山古志村を襲った震災の時、東洋大の学生たちが
復興のお手伝いに駆けつけていたのだそうです☆!!

今時の若者たちは、体力もあまりなく、「草食男子」などというような
言葉が流行するようになり、人と人との繋がりも希薄になっているように
感じていたのですが、こんな若者たちもいるんだ~(^^)と
とても嬉しくなりました。

全国の大学の中から勝ち抜いてきた20校の若者たちひとりひとりに
大きな拍手を贈りたいと思います☆

今年もたくさんの「感動」を   ☆ありがとう~☆  と・・・