2月26日午後6時30分
私は米子コンベンションのホールの7列41番の席で
幕が上がるのを待ってしました。
場内が暗くなり、静かに緞帳が上がると、
その人がゆっくりと舞台中央に歩み出てこられました。
♪小椋桂さんです~♪
懐かしい「しおさい」から始まった「邂逅」という名のコンサート♪
小椋さんのコンサートへお邪魔するのはこれで3度目となります。
最初は10年以上前になるでしょうか・・・
その時はまだ立派な体格でいらっしゃる時で、声量物凄く、
迫力のあるお声に圧倒され、そして初めての生の美声に感動しました。
そして、その次のステージでは、すっかり痩せてやつれた小椋さんに、
闘病の日々を痛々しく感じました。
お声も以前よりも、か細くなられたような気がしました。
が、「優しい詩」にはその声のほうが相応しいとも思えました(^^)
そして今回、お体も前回よりは少し回復され、お声にも力が感じられました~♪
私の大好きな「♪山河♪」も熱唱して下さり、大満足でした~♪☆
この「山河」という曲は、五木ひろしさんに提供された曲で、
随分前の年末の「紅白」で五木さんが唄われたのを聴いた時
いつか、作詞作曲されたご本人小椋さんの「山河」を聴きたい~☆
と切に思っていた曲で、いつもコンサートでは聴かせて下さいます~♪
とてもスケールの大きな「詩」で、目を閉じて聴いていると
その壮大な「山河」の風景が浮かんで来る、と同時に、
強く優しく生きて行こう~☆という勇気が湧いてきます。
みなさんも是非機会があれば一度聴いてみて下さい~(^^)
「邂逅」というこの言葉にも私には「想い入れ」があります。
3時間のコンサートは、
浅田真央ちゃんのフリーを終えた時の涙が溢れ出す前のインタビューに応えた
「長かった、あっという間でした・・・」
という言葉が言い表している意味と同じ気がします。
何も考えずにす~っと出た言葉だと思うのです。
前もって考えていた言葉ではないから余計に真実を伝えていると思うのです。
滑っている間は「長く」感じる。
でも、終わってしまえば、「もうおわり?!」という真逆の想い・・・
コンサートも同じです。
浅田真央ちゃん、小椋桂さん、素晴らしい「舞台」をありがとう~(^^)v