「♪~行きは良い良い、帰りは怖い~♪」
なんていう歌がありますが、まさにあの日がそうでした!!
浜田真理子さんのコンサート終了後、その余韻に浸りながら
人の流れに沿ってホール出口に辿り着くと、何やら嬉しくない音が・・・
激しい雨音でした!!
私達が真理子さんの歌に心地良く浸っている頃
天候は一変し、凄い嵐になっていたのでした!!
待っていても止む気配のない雨でした。
その上時々ピカッと光ったりして・・・
確かに朝の天気予報では、夜には雷を伴う雨になると言っておりました!!
一緒に居た友が、自分のレインコートを掲げ、
「これをふたりで被って車のところまで走ろう~(^^)」と言うので、
お言葉に甘えて、そのコートの右半分をお借りして
せ~の~で雨の中へ走り出しました!!
ふたりで二人三脚のように、調子よく走っていました。
時々水溜りに嵌り、バシャッと大きな跳をあげたりしながら・・・
そして、もうすぐ車に辿り着くという頃でした。
自分の意思よりも足の動きの方が速くなって来ました。
なんだかどんどん加速して行く足に上半身が置いてきぼりに
されそうになるので、必死でついて行く・・・
よくテレビで「面白ビデオ~☆」などと言ってホームビデオで撮影した、
運動会で頑張り過ぎて足が縺れて転倒するおとうさんの姿を見ますよね~(^^)
それを笑って見ていた私が今まさに、その状態に陥ろうとしていました!!
自分の意思に反した行動を取り始め勝手に回転しだした足・・・
私は暴走する足を自分の意思で止める事が出来ず、コントロール不能となり、
アッこれはマズイ~!!と思うと同時に
ワ~ッと地面が顔に急接近して来ました~$○#※&△%∮X
スローモーションのように私の体は、雨に濡れた地面につんのめり、
転がっていました・・・・・(><)
咄嗟についた右肘に痛みが走りましたが、雨の中そんなところに
転がっているわけにはいきません!!
少し痛む右足も労わっている暇は勿論ありません!!
「大丈夫~?!」と心配してくれる友にも「大丈夫~☆」と強がり、
数メートル先の車に滑り込んだのでした(..#)
「転ぶ」ということを山陰地方の方言で「まくれる」と言います。
あの日の私の転び方は、「転ぶ」なんて生易しいものではなく、
まさに「まくれる」という言葉がピッタリな、勢い余って一回転
しそうなくらいの激しい転び方!!でした(^^;)
右手の小指、右肘、右足の三箇所に擦り傷と青痣が・・・
特に右肘の傷は大きく、Tシャツの袖には剥けた薄皮と血がこびり付いており、
全治一週間・・・でした~(^^)v
まだ少し痛みは残っていますが、これくらいで済んで良かった~♪☆と
今は笑い話です~(^^)☆
ひとつ収穫もありました~☆☆
私は今迄見た事がなくて、いつか見たいと願っていた「稲光」を
あの日、車の中で右手の痛みに耐えながら初めて見る事が出来ました(^^)v
痛かったけど、嬉しかった~(^^)/
そんな吹野さんの「ズッコケ話」・・・でした!!
今週からNHKの朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」が始まりました~☆
島根県の安来が舞台なので、山陰地方の方言が沢山出て来ます~♪
もしかしたら「まくれる」も登場するかも~(^^)