作詞家 逝く

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今朝、またテレビから訃報が流れて来ました。

作詞家の吉岡治さんです。

吉岡さんも私が東京の「新宿珈琲屋」に居た頃のお客様でした。

マスターと交友がお有りになる方で、
2~3度ご来店になられた時、お目に掛かったことがありました。
マスターから「この人は吉岡治さんと言って、有名な作詞家で
都はるみさんの歌をたくさん書いてる人だよ~(^^)」
と紹介され、私の珈琲も飲んで戴いた方でした。

それまで、あまりよく存じ上げなかったのですが、
一度面識があると、何だか急に親しい人になったような気になるもので、
それ以降、テレビの歌謡番組で、作詞者の欄に「吉岡治」と出ると、
思わず、歌詞に聴き入ってしまうようになりました。

すると、「この曲も?!」「この曲も?!」というほどに、
たくさんの曲の作詞を手がけていらっしゃることを知りました。

美空ひばりさんの「真っ赤な太陽」
大川栄作さんの「さざんかの宿」
石川さゆりさんの「天城越え」

こういった演歌ばかりかと思っていましたら、
今回の報道で、演歌以外の作詞もたくさん手がけていらっしゃったと知り、
驚いています!!

懐かしい千賀かほるさんの「真夜中のギター」も吉岡さんの詞だそうです。

意外なところでは、山下達郎さんの「Leys Dance Baby」も・・・

更に驚いたことに「おもちゃのチャチャチャ」も吉岡さんだそうです~♪♪

他にもアニメの作詞も数々あり、ほんとうに多才な方だったんだな~と
改めて感服した次第です(^^)v

人柄もとても穏和で優しいユーモアのある方でした。

76歳でお亡くなりになりはしましたが、
残された「歌」は永遠に唄い継がれます。
どうぞ、安らかにお眠り下さい・・・

またひとり、私の珈琲を召し上がって下さった方が
「鬼籍の人」となられました・・・寂しいですね・・・