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6月24日 珈琲屋吹野を懐かしみコメントを下さった
バーバさんが、ご主人と一緒にご来店下さいました。
「至福の時を過ごせた」というとても光栄なコメントを
戴いたのも嬉しかったのに、続けてまた
「バリアフリー」にもコメントを寄せて下さり感激しています。

実はバーバさん「バリアフリー」のお二人と同じ時を過ごして
いらっしゃったことに気付きでしょうか?!

コメントに今年1月にお父様を亡くされたことが記されており、
まだ半年しか経っていない記憶に新しい出来事ゆえ、
その心の叫びのようなものがひしひしと伝わって来る文面で、
奇しくも13年前に逝った私の父の命日が6月23日で、
私の記憶の中にある情景とバーバさんの情景が重なりました。

私の傷は13年の月日が癒してくれましたが、
バーバさんの傷はまだ半年しか経過しておらず、
まだ事ある毎ズキズキ チクチク痛んでいると思います。
どうかお母様と「優しい時」を過ごしてあげて下さい(^^)

私はどういう訳か蛍が好きで・・・
あの夜空をせつなげに飛び舞う淡い光に心惹かれ、
今年はとある川のほとりの宿へ蛍を観に行こうと目論んで
いたのですが、台風で断念・・・

ところがある夜、2階の私の部屋のガラス戸の外に
右から左へふわふわと動く淡い光を見つけ
慌ててガラス戸に駆け寄りました。
それは確かに一匹の蛍でした!!

そのことをカウンター越しに親しいお客様に話しました。
今ではお客様というより「心の友」と想っているその女性が
「きっとそれはお父様よ~☆
 亡くなられたお父様が会いに来られたのよ~(^^)」
と、優しい笑顔で囁いてくれました。

昔から蛍には、亡くなった人が会いに来ているから
捕まえてはいけない・・・そんな言伝えがあるそうです。

もう、すっかり信じています
あの夜の蛍はきっと父だったと・・・・

バーバさんのところにも蛍が
会いに来てくれる日が来るかも・・・


16日には友人のお義母さんが亡くなりました。
半身不随のお義母さんを長年自宅で介護を続け、
病状悪化の為数ヶ月前、已む無く施設に預けたものの
彼女はずっとそれを気に病み続けていました。
いつまで続くかわからない介護にため息をつく日も
決して少なくはありませんでしたが、でもそれ以上に
彼女は献身的にとても嫁とは思えない程の介護を
続けていたことは病院も訪問介護の人達にも
充分認識されていました。

私は彼女に「御香典」ではなく
何か彼女をねぎらう「長い間ご苦労様」の贈り物を
しようと想っています

いつかきっと彼女のところにも蛍が・・・