島根県立大学短期大学部の大塚先生から突然お電話があったのは
1月の終わろうとしている頃でした。
その電話の用向きはこうです。
このたび、のんびり雲の撮影で撮り貯めた写真を島根県立美術館で
皆さんに観て戴くことになりました。
そのご案内のチラシに吹野さんのブログの一文を載せさせて戴きたい
のですが、宜しいでしょうか?!
とても嬉しいお話で、お断りする理由など何もなく
二つ返事で私の駄文で宜しければどうぞどうぞとお受けしました。
そのチラシが出来上がり届けに来て下さったのが先月中旬。
大塚先生と吉田衣里さんとの久しぶりの再会でした。
先生はお変わりなく、そして卒業を間近に控えた衣里さんは
取材の時より少し大人になったように感じました。
取材の時は話だけで食べられなかったキャラメルバナナトーストが
気にかかっていた衣里さんはそれを食べるのを楽しみに来てくれたようでした。
珈琲とそれを食べながら色々お話をし、亡くなったマスターの話に及ぶと
また私は想いがこみ上げ涙してしまいました。
そんな話を聞く衣里さんの瞳も潤んでいて、優しい子だなと思いました。
この春卒業し社会人として羽ばたく衣里さんは岡山でケーキ作りを
学ぶことになったと聞き、仲間が増えたようで嬉しかったです(^^)
いつか衣里さんの作ったケーキを食べる日が来るのを楽しみにしている私です。
というわけで、3月20日から25日まで島根県立美術館にて
山陰の「小さな文化」を楽しむ のんびり雲 写真展 が開催されます。
7年間に撮影・掲載された写真の中から、最も「のんびり雲」らしい作品を
選んで展示されるそうです。
入場無料とのことですので、お出かけになってみて下さい。
勿論「珈琲屋吹野」の写真も展示して戴いています。
皆さんの周りの馴染みの場所や、懐かしい場所に出会えるかもしれません。
どうぞ宜しくお願いします!!
昨日、河原町から王秋という梨が届きました。
思いがけない贈り物に私は大喜びしました。
贈り主は麻里子さんでした。
麻里子さんとの出会いは昨年の10月でした。
服部麻知子さんと生徒さんの機織りの作品展に
おいで下さった時でした。
その日、カウンターに腰掛けた服部麻知子と歓談していると
ひとりの60歳代の女性が入って来られました。
瞬間、麻知子さんと私はその人が展示会にいらした方だと思いました。
ところがその女性はすぐに入り口近くの窓際の席に
お座りになってしまいました。
奥の展示品を見る事無く・・・です。
麻知子さんと私は顔を見合わせました。
「展示会にいらした方じゃなかったですね!!」
「そうですねハズレましたね!!」
そう小声で囁き合い
私はそのひとのもとへ注文を伺いに行きました。
ご注文戴いたお昼のランチを準備している間
麻知子さんはその方の横顔をチラチラと見ながら言いました。
やっぱり私の知っている方のような気がする・・・と
そして静かに席を立ち、窓際へ歩み寄り声を掛けられると
「あら~っ!!」っとそのひとも立ち上がり再会の挨拶を(笑い)
やはり展示会にいらした服部麻知子さんのお友達でした(^^)
そして麻里子さんはこうお話になりました。
普段、展示会へ行けば必ず真っ直ぐ展示を観に行きます。
ところが今日は吹野へ入った途端、何か暖かいものに包まれ
涙が溢れ、立って居られなくなり、とりあえず座らなければと
展示も観ずに近くの席に腰掛けてしまったのだと・・・
珈琲屋吹野には、私も気付いていない「何か」があるのかも
そんなことを思いながらその話を伺っていました。
その日は麻知子先生と積もる話をされ、私も参加させて戴き
お二人の再会を一緒に喜び、とても素敵な時を共有さてせ貰いました。
何となく好感を持てる気になる方でした。
なので今年、麻里子さんに吹野から年賀状を送りました。
すると1月下旬の朝から雪の舞う寒い日に
素敵な帽子とコートに身を包んだ麻里子さんが再び吹野へ!!
私が差し上げた年賀状をとても喜んで下さっていて
遠いところを列車に揺られおいで下さったのでした(^^)
とっとりNOWも観ましたと言って下さったので
亡き師の話も聞いて戴き、麻里子さんも昨年ご主人を亡くされており
同じ悲しみを想いまた涙が出ました。
外はとても寒い日でしたが、私は温かくなりました。
その日、王秋という梨を手土産にと準備していたのに
忘れて出て来てしまいましたと、とても悔やんでいらっしゃいました。
昨日宅急便にて届いたのが、その梨です。
その中には、こんな手紙が添えられていました。
先日は楽しいひとときをありがとうございました。
心も体もほっこりと暖かくなり、列車にゆられ、
雪景色を見ながら帰りました。
王秋(おうしゅう)という梨は収穫は11月ですが
2月まで置いています。
もう最後の最後で、しかも「イケン」梨です。ごめんなさい
「イケン」とはこちらの方言で良くないという意味です。
そのイケンという表現がいかにも麻里子さんらしくて
笑ってしまいました。
イケンといっても、少しキズがあり商品としては売れない
というだけのことで味には別状無く、私も初めて食べたのですが、
とってもとっても甘くジューシーでめっちゃ美味しかったです(^^)
米子と河原町は鳥取県の西の端と東の端で車で2時間以上はかかります。
車の運転をなさらない麻里子さんは列車の旅となります。
でも車窓から見える大山を眺めながらの愉しい旅だったようです。
春までにはまた来ます・・・と添えられていました。
その日を愉しみにお待ちしています。
是非その時は自身で染めて織られた着物を見せていただきたいです。
どうぞお元気で、これからも美味しい梨作りと機織りを
愉しんで下さいね。
素敵な出会いに感謝(^^)です。
2013年が始まりました。
みなさん健やかに穏やかに新年をお迎えでしょうか~?!
今年も沢山の方から、色々素敵な愉しい年賀状を戴きました(^^)
心より御礼申し上げます。ありがとうございました~☆
珈琲屋 吹野よりお送りした賀状、今年は賀正もおめでとうも無く
新年のご挨拶らしからぬものだったと思います。
その理由は・・・
ブログにも載せました通り、昨年恩師を亡くしました。
なので胸中は「喪中」で、賀状を書くまいとも思いました。
そこで考え付いたのがあのデザインでした。
昨年、何故かたて続いた雑誌の取材に恩師の事を多く語っていました。
その冊子を師に見てもらうことを愉しみにしていたのに叶いませんでした。
そのひとつ「とっとりNOW」に撮って戴いた店と
師より贈られたマイセンのカップの写真に
12年前、師が直筆で描いた「巳」を重ね
それを撮った写真を追悼の想いを込めて今年の賀状とさせて戴きました。
きっと師は天国で照れて笑っていると思います。
闘病中よく掛かって来た電話は師の退屈凌ぎの相手をさせて戴いているんだと
思っていたのに、亡くなられてプッツリ電話が途絶え、初めて気付きました。
実はあの電話に支えられていたのは私の方だったことに・・・・・
時には「元気か?! じゃあな」と切れる事もありました。
何も用がないのに掛かってくる電話にその時は吹き出したりもしました。
でも、それがパッタリ無くなって5ヶ月が過ぎました。
もう二度と掛かってくるはずの無い電話を気付くと待っていて・・・
いやいや、いつまでもメソメソしていては亦叱られてしまいますね(^^)
皆さんからの年賀状に癒されています(^^)v
一番の驚き年賀状は鳥大医学部で学び昨年栃木で小児科医院を開業した
Sくんからの「結婚しました」の便りでした!!
昨年は勤務医から開業で驚かされたのに今年は突然の結婚の知らせ!!
本当に毎年のサプライズに仰天です(^^)
蕗乃ちゃんからも直筆の年賀状が届きました。
漢字も昨年よりうんと上手になっていましたよ。嬉しいですね~(^^)
この「珈琲屋吹野物語」読んでます、というお便りも沢山戴き、
とても嬉しく、改めてもっと更新しなければと反省しきりです。
みなさん、今年も珈琲屋吹野を宜しくお願い致します☆
12月といえばクリスマス!!
みなさん、素敵なクリスマスを過ごされましたか?!
吹野は今年も種ゆかりさん作のテディベアに会いに来て下さる
お客様たちと愉しいクリスマスを過ごさせて戴きました(^^)
めでたく養子縁組整い新しいおうちへ引き取られて行く子達もあり、
娘を嫁に出す母の気分になったりもしました(^^)
イヴの前日には、小学校の時からの長い付き合いの友のご主人が
珈琲豆を買い求めに来てくださいました。
進物用かと思いラッピングしましょうか?と言ったのですが、
実は自宅用で、「クリスマスだから吹野の珈琲を飲もう!!」と
ご主人が突然言い出されたのだと、後で知りました。
そんなふうに「特別な日に吹野の珈琲を~♪♪」と言って下さった・・・
とても嬉しい情報でありました(^^)v
イヴ当日には、見覚えのあるご夫婦がご来店くださり、
「昔、NTTに勤めていて、よくお邪魔してたんですが、辞めて
違う仕事についてから来られなくなっていて、今日久し振りに来ました」
と、ご主人が声をかけて下さいました。
まだあるかな~?!と思いながら来たらあったので嬉しかったです(笑い)
なんて仰り奥様とひと時の珈琲ブレイクに寛いで戴いたのですが、
もしかしたらクリスマスという「特別な日」に吹野を選んで戴いたのかも
と、ふと思ったりして勝手な想像にひとり喜びを感じている店主です(^^)
誰にもそんな「特別な日」がありますよね
そんな日に、行きたい場所とか、食べたいものありますよね
そういう時に「そうだ! 吹野へ行こう!!」 「吹野に行きたい!!」
そう思ってもらえる ということはその店にとって
とてもとてもしあわせなことです☆~☆
毎日が誰かの大切な「特別な日」
そんな日を更にしあわせな記念日にするお手伝いを
これからもずっとさせて戴ける店でありたいと思っています。
この季節は夕方雪が降り始めると早めに閉店させて戴いています。
本当に我儘な店で申し訳ありません。
23日も5時頃から深々と雪が降り始めたので急いで片付け
鍵を掛けようとする私の背後から「きゃ~!!」という叫び声が・・・
声の主は振り返らずともわかるKちゃんでした(笑い)
いつもこの時間に来るKちゃんは雪が降ると閉めるという私の所業を
熟知しており、その日も「もしや・・・」と思いつつ来たら、まさに
帰ろうとする私を見つけ、叫んだのでした(笑い)
と言うわけで、雪が少し積もりそうな夜は早く閉店したりしますが
どうぞお許し下さいませ
年末は例年通り30日まで営業します(^^)v
どうぞ宜しくお願いします
閉店時間はお天気次第ということで・・・・・
「整骨院」というところに皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?!
「整骨」を広辞苑で調べてみると ほねつぎ 接骨 とありました。
けれど実際は、ほねつぎとか接骨というイメージとは全く違います。
私は今年の5月末から今月10日まで『景山整骨院』へ通い、なんと
20数年来のお付き合いをしていた腰痛から開放されたんです!!
この腰痛という厄介なお友達とは、これからずっと生涯お友達で、
縁を切るなどということは不可能なことと正直諦めていました。
それが景山マジックにより、その痛みから解放されたのです~☆
私の腰痛はもう慢性になっていました。
ストレスだったり、寒さによる冷えだったり、
仕事や生活習慣により、腰に負担をかける事が多くなっていました。
もちろん加齢によるものも当然あると思います。
発症した時は良いと言われるあらゆる治療を試みましたが、
酷い痛みからその時は解放されても、慢性の鈍痛は残り
もう「何をしても無駄」と諦めざるを得ませんでした。
そんな私に景山整骨院を薦めて下さる方がありました。
珈琲屋吹野から歩いて数分のところにあります。
とても元気印の院長と個性豊かなスタッフが醸し出す
その雰囲気も心地良く、半年間通院し12月10日41回目の通院で
漸く院長の卒業許可証を戴きました~☆♪☆
治療は患部への電気治療とホットパックそして院長の施術です。
初診時は、痛くて真っ直ぐに立てない状態で登院したので
ホットパックではなく、アイシングといって炎症を起こしている患部を
冷やすことから始まりました。
最初の一週間位は毎日通いテーピングをして貰ったり、
サラシを巻かれた日もありました(^^)
「腰痛」といってもその人その人によって症状は様々で原因も違います。
その一人一人の症状に院長はきちんと向き合い、
どうしたらその痛みを和らげ取り除く事が出来るかと真剣に取り組んで
日々の生活での改善すべき事のアドバイスもしてくれます。
症状に合ったストレッチなどの指導もしてもらいました。
夏の終わり頃には腰痛は殆ど改善されていましたが、
今年2月頃から始まった原因不明の右足の痺れがどうしても取れず
院長も当初から痺れの治療は難しいと宣言されていたのですが、
日々の治療でその原因と思われる患部を院長が察知してくれたと感じたので、
そろそろ卒業ですねと言われても、もう少し治療を続けて欲しいと食い下がり
治療を続けて行くうちに、なんと痺れが薄れていったんです!!
そして、12月10日、晴れて卒業となったのです~☆♪☆
景山院長、まだ35歳ですが、とても頼りになる人にめぐり会え
本当に感謝しています。
お年寄りから子供まで、患者さんの年齢層は幅広いですが、
それぞれへの対応も上手く、確かな腕を持っている男性です(^^)v
とてもユニークな女の子真壁ちゃんとの施術中の会話も愉しかったし、
受付と電気治療をしてくれる冷静沈着でクールな吉田くんも好青年で、
半年間愉しく治療に通わせて戴きました(^^)/
体の不調に困っている方々に紹介し、とても喜ばれています。
体調不良でお困りの時は景山整骨院、おすすめです!!