今年もお洒落に温かく!

  • 投稿日:
  • by

毎年この季節になると襟元のお洒落を
提案してくれるmiecoさんの手編みニットが
今年も届きました~☆☆

毎年その年の新しい糸をいち早く取り入れ
素敵なマフラーを作ってくれるのですが、
今年の糸も、摩訶不思議な糸なのです!!

想像して下さい・・・
きしめんのような平たい糸があります。
幅は5ミリくらいでしょうか?!
その糸を両手で左右に広げると!!
なななんと!ネット(網)状になっているのです!!!

ニット業界も毎年毎年色々アイデアを駆使しているな~
と恐れ入るのですが、一体これを編むとどうなるの?!
と、糸を見ただけでは出来上がりを想像できないような
不思議な糸なのです(^^)

それがmiecoさんの手に掛かると・・・
と~ってもお洒落でゴージャスなマフラーが出来上がるのです☆
製作にはとても手間が掛かるものですが、
お値段もとてもリーズナブルにしてくださっています(^^)v

今現在は「黒」と「白」と「パープルのグラデーション」の
3種が出来上がり、吹野店内には「パープル」を展示しています。

次々と色違いの作品が製作中ですが、
それぞれ一つずつしか作られません!!

毎年ご好評戴いている素敵なマフラーです(^^)v
今年の新作もご覧戴き、この冬もお洒落に温かく
お過ごし戴くお手伝いをさせて戴ければと思います(^^)
是非一度お店で手に取ってご覧下さいませ~☆

「立冬」

  • 投稿日:
  • by

今日は二十四節気の「立冬」です。

恐るべし二十四節気!!

昨日まであ~んなに暖かく、汗ばむくらいで
寧ろ「暑い」と言った方がよいくらいな日々が続いていたのに
この日、ぴったり、急に、ぐ~んと気温が下がるなんて!!
百発百中の占い師のようで驚きです(^^)

そんなわけで、先週木曜日と祝日(文化の日)が重なったので
お休み無しで働きづめだった吹野は、少々草臥れました(><)

ので、水曜、木曜と連休させて戴くことに致しました!
たいへん申し訳ありませんが、吹野も中年まっさかり?!になり、
体力的に無理がきかなくなりました~(..)
どうぞご理解のうえ宜しくお願い申し上げまする。

だから、開店以来続けてきました「木曜日(定休日)と祝日が
重なった場合は営業します」というシステムも今年限りで
廃止しようと苦渋の決断を致しました。

やはり週一回は休養しないと、今後長く続けていくことは難しい
ということを痛感しました(^^)

どうかみなさん、ご了承くださいますよう、お願い致します。

連休明けは、またみなさまを笑顔でお迎えできるよう
しっかり充電し、リフレッシュしてきます!!

みなさんも、自分の健康は自分で維持管理していってください。
まずは自分のその日の体調に敏感である事!!
不調にすぐ気づいてあげる事!!
そして早めの対処が肝心です!!
これは、とってもたいせつなことです~☆

私は、自身の体調と共に、もうひとり・・・
母の体調にも気を付けていなければなりません。
年寄りはあまり自分の体調の変化に敏感ではありません。
なので、そばにいる人が気付いてあげなければなりません。
母もだいぶ草臥れている様子なので、共に充電!!です(^^)

今日はみなさん温かくしてお過ごしくださいね(^^)v

ガレキ

  • 投稿日:
  • by

東北の「ガレキ」が何台ものトラックを連ね
東京へ運ばれてきているとニュースが報じています。

この「ガレキ」という言葉を聞くたびに胸が痛みます。

ガレキとは漢字では「瓦礫」と書きます。
辞書を引くと ①かわらと小石 
②つまらぬもの ねうちのないもの   とあります。

ガレキとなった今は、ねうちのないつまらぬもの
かもしれませんが、3月11日のあの震災が起こる前は
それぞれそこに暮らす人々の生活に欠かせない
必要不可欠なものばかりだったはずです。

家族みんなのたいせつな家の柱だったり屋根だったり
食卓や食器棚や勉強机だったはずです。

学び舎の廊下や下駄箱、教室や机や椅子だったはずです。

おじいちゃん、おばあちゃんの住む
年に一度は帰る懐かしい故郷の家だったかもしれません。

それらが、震災後一瞬にして「ガレキ」と呼び名をかえられ、
廃棄する場所に困る厄介物扱いされるようになったのです。

建てたばかりの新築の家もあったでしょう・・・
たいせつな想い出の品々もあったでしょう・・・

それが無造作にトラックに積まれ、廃棄場にガラガラと
棄てられていく様子をみるのは、胸引き裂かれる思いです。

珈琲屋吹野も老朽化激しく、やがていつか必ず
ガレキと呼ばれるものになります。

できるだけ長くその存在を柱と呼ばれ、棚と言われ
この心地良い空間と云って戴ける建物であり続けられるよう
あとどれくらいかわかりませんが、たいせつに存続させたいと
改めてこころに刻みました。

ガレキ・・・なんてかなしいことばでしょう・・・

 

       

珈琲豆宅配!!

  • 投稿日:
  • by

気がつけば、もう11月・・・

月日の経つのは何と早いものでしょう・・・
今年も残り僅かになってしまったことを実感しています。

このところ、かつて私がお世話になった
東京の珈琲屋のマスターから
頻繁に珈琲豆の注文があります。

マスターが「悪性リンパ腫」という病に倒れ
現役を退かれてもう何年になるでしょうか・・・

それ以来、そのマスター独自のブレンドを
唯一受け継いでいるのが珈琲屋吹野のブレンドで、それを
電話でご注文戴く度に宅配便にて東京へ発送させて戴いています。

病に倒れ、このところ外出もままならず、車椅子の生活を
余儀なくされているという状態なので、今はご自分のことだけで
精一杯でしょうから、吹野が開店して何年になるかなど
まったく解っていらっしゃらないと思ったもので、先日
豆の注文のお電話を戴いた際、今年30周年を迎えたことを
ご報告させてもらいました(^^)

思ったとおり、とてもびっくりされ、
そしてとてもとても喜んで下さいました。
もしかしたら、私はマスターよりも長く
珈琲屋を続けているのではないか?!と思います。

病に倒れた我が身と、かつての教え子の成長とを
改めて感慨深く思われたのでしょう・・・

その後『アンタ ハ エライ!!』

と書かれたお便りを戴きました・・・

 アンタ ハ エライ

その文字から、あの関西弁独特のアクセントが
マスターの声となって文字から抜け出し聴こえて来ました。

それからマスターは奮起し、車椅子で伊勢丹まで出向き
私の好物のマカロンやロールケーキを贈って下さいました。
そこには、自分が続けたくても続けられなかった珈琲屋で
今も愉しそうに元気で働いている私へのエールと羨望が
込められているような気がしました。

今お世話になっている人や、かつて東京の珈琲屋の常連だった方に
吹野の珈琲をお礼にと差し上げて下さっているのだそうです。
だから、この頃頻繁に注文が続いているのです!!

そのかつての常連の中には私を憶えていて下さっている方もあり、
懐かしく当時に想いを馳せながら
会いたい~と云って下さるキトクな方もいらっしゃるとか(^^)

30年以上も前のことを未だに憶えていて懐かしんで戴けて
こちらこそ、光栄です(^^)v

今日もまた、東京へ発送する珈琲をせっせと造ります!!
懐かしい「ブレンド」を愉しんで戴けるように・・・

 


 

閉幕!!

  • 投稿日:
  • by

14日から始まった「服部麻知子 染織教室の仲間たち展」

吹野に於いては2回目ですが教室展としては第12回目

その作品展も昨日で幕を閉じましたが、
服部麻知子先生の交友関係の広さに驚かされる毎日でした。

1993年にアジア博物館の立ち上げをお手伝いする目的で
東京から期間限定でいらしたのに、縁あってこちらに嫁ぐ事になり
鳥取で染織のお仕事をなさるようになられたのですが、その
20年足らずの間に、もしかしたら地元に住む私よりも
多くの人たちとの関係を築き
沢山の人たちに愛され親しまれていらっしゃることを
しみじみと感じさせられる作品展でした。

それは染織の技術もさることながら、その人柄に由来
するのではないかと私は感じています。

昨年に引き続き今回も10日間、ずっとご一緒したのですが
いつも、穏やかで物腰柔らかく、人を優しく包み込むような
柔和な方なのです(^^)

どんなお客様に対しても同じように接し、
ひとつひとつ丁寧に説明される姿に
我が身を反省させられる日々でありました(><)

そんなわけで、毎日毎日麻知子先生に会いに来られる方が
ずっとずっと続き、吹野ではないような賑わいでした。

機織り体験教室もみなさん喜んで下さり、
企画した方も嬉しくなりました。

期間中ご来場下さった皆さま、ありがとうございました。
鳥取からわざわざ電車でお越し下さった方もいらっしゃいました。
麻知子先生の人気の成せる技です!!

また来年も是非開催したいと思っていますので、
今年は思うような作品が出来ず出展を断念された生徒さんも
来年は是非胸張れる作品を出展されるよう頑張って下さい(^^)v

今日からまた吹野は平常通り、静かな珈琲屋に戻ります?!

一気に気温が下がりそうです。
体調管理に気を付けて温かくしてお過ごし下さいね~☆