可愛い後輩~☆

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簡単書き込み欄に懐かしい名前を見つけました(^^)♪☆

谷やん、書き込み有難う~(^^)v

谷やんは私が証券会社に勤めていた頃の後輩です~☆

私が新たな希望を抱き会社を辞し、夢を胸に東京へ旅立ち
2年後米子へ戻り珈琲屋を開店した時、昼休みになると
みんなで珈琲を飲みに駆けつけてくれた、珈琲屋吹野の
最初の常連になってくれたお客様、それが谷ヤン達後輩でした(^^)

退社する時、後輩達に仕事をもっと理解してもらう為に
虎の巻の自作ノートを残していました。
でも、そんなことすっかり忘れていた私に
「吹野さんが残して下さったノートをずっと大切にしています~☆」
と言われた時は、彼女達の役に立てたことを知りとても嬉しかった(^^)

それから何年か経つとそれぞれ伴侶をみつけ退社して行きました。
皆それぞれに素敵な妻となり、優しい母になり、
全国に散らばって行きました。そして、時々幼子の手を引き、
訪れてくれるのが、私の愉しみのひとつになっていましたv(^^)v

谷ヤンは暫くは旦那様の転勤で海外を転々とし、今は千葉県在住。
時々帰省した時に顔をみせてくれる懐かしい後輩であります~♪

旦那様の実家近く、世界遺産石見銀山の雑貨店に吹野のパンフレットを
見つけたという嬉しい驚き情報をくれました~(^^)

こうしてブログを書き始めて、もうすぐ二年になります。
お蔭さまで読んで下さるカウント数もグングン伸びています。が、
一体どんな方が読んで下さっているのか?
どんなことを想い読んで下さっているのか?など、気になります(^^)

だから、こんな風に書き込みを戴くと、嬉しいです とても~☆
谷ヤン、どうも有難うね~(^^)v
結婚し、姓が変わったにも拘らず、未だに旧姓のあだ名で呼んでいます~♪
今度是非、キャラメルバナナトースト食べに来てね~♪♪

そして、
あの頃まだ小学生だったさやかちゃんが、もう24歳ですか~☆♪☆
お母さんに似て、きっと綺麗なお嬢さんになっていることでしょうね~(^^)
吹野のチーズケーキの味を憶えていてくれているとは嬉しい限りです~☆

いつかまた逢える日を愉しみにしていますよ~(^^)/

そして、石見銀山の雑貨店の方がお店で吹野の紹介をして下さっていると
初めて知りました。
とても有難い事と、感激しています。

石見銀山は、世界遺産に認定されれば、ゆっくり見ることが出来なくなる
であろうと予測し、認定される前に出掛けたことがありますが、
駆け足の旅だったので、またじっくり歩きたいと思う趣のある街並みです。
その雑貨店も是非覗いてみたいものです(^^)v
お礼を申し上げに行かねばなりますまい!!(^^)

少しずつですが、明け方の風が涼しくなったような気がしますが、
相変わらず日中の暑さは異常です~(><)!!

今年はいつもよりアイスコーヒーのご注文が多く、アイスは邪道!!
という珈琲通の方をも唸らせるほど美味しい吹野のアイスコーヒー~☆
アイスも旨い~☆と言って戴いています(^^)v

暑い時こそ熱い飲み物を~♪とも言いますが、
どうしても「堪らなく暑い」時はアイスで咽を潤してみて下さい~♪

今日も暑い一日となりそうです。
体調管理に気を付けて、どうぞ元気にお過ごし下さい。
谷ヤンも元気で~☆~♪~☆

懐かし大連

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ハンチングにサングラス、背中にはリュックというのが
おじいちゃんのいつもお決まりのスタイルです。

初めて訪れて下さったのは数年前だったと思います。
カウンターに腰掛けメニューを両手で持ち、じ~っとご覧になっていました。
漸く決まったご注文は「シナモントースト」と「ウィンナ珈琲」でした~☆

なんてお洒落なおじいちゃんなんだろう~♪(^^)
そんなことを思いながら、お気に召すよう心を込めてパンを焼き、
シナモンシュガーを塗り、アツアツの香り豊かな珈琲に
ふんわりホイップした生クリームを優しく乗せました。

それをおじいちゃんは「美味し~い~☆」と召し上がり、
こんなお話をして下さいました。

ず~っと昔、おじいちゃんは「大連」に住んでいらしたのだそうです!!

昭和14年頃、おじいちゃんは大連の旅行社で働いていらしたのだそうです。
今で言う「交通公社」とか「近畿日本ツーリスト」のようなところです。
その頃毎日の朝食は「カフェ」で「シナモントーストとウィンナ珈琲」だった
と、おじいちゃんは目を細め遥か昔を懐かしむように話して下さいました(^^)

その味が忘れられなくて、あちこち探し歩いていたけれど、
あの当時の味にず~っと出会えなかった・・・
その味にやっと出会えた~☆☆と、大喜びして下さったのです!!
当店のシナモントーストはYさんのアイデアを戴いた特製ですもの(^^)v
ウィンナ珈琲も近頃のお店にはあまりないらしいです(..)

食べ終えると「美味しかった~(^^)」と絶賛して下さり、
それから時々お出で下さるようになりました。

そしてご注文はいつも「シナモントーストとウィンナ珈琲」です(^^)v

「大連」という地名はご高齢の方からよく聞く地名でした。
「大連から引き揚げて来た」とか「終戦を大連で迎えた」とか・・・

なので、当時日本人が多く暮らしていた土地というくらいの
漠然とした認識しかなかったので、「カフェ」とか
「シナモントースト」だの「ウィンナ珈琲」だのというものが
私が生まれるずっ~と前から当時の大連にはあった
という事が私にとっては驚きでした!!

でもそれは私の認識不足であったと思い知らされました。

当時の大連には日本だけではなく、ロシアの人々が多く暮らしていて、
美味しいものも沢山あり、「ピロシキ」も現在日本で食べているものとは
比べ物にならないくらい美味しかったと語られ、当時のことを
夢のような愉しい日々だったと話して下さるのです。

調べてみると「大連」は中国遼寧省南部の遼東半島末端の港湾都市で、
1898年ロシアが租借して東洋経営の根拠地とし、日露戦争後は
日本の租借地となり中華人民共和国成立後、旅順などと合わせて
旅大市となり、1981年大連市と改称されたという歴史がありました。

だから中国でありながらロシアの文化の色濃く
国際的な香りする街だったのでしょう(^^)

おじいちゃんは今でも当時親しかった人達に会いに
時々大連に行かれるそうです。行きたいのだそうです(^^)
それ程に懐かしい地で食したトーストと珈琲を吹野で再び味わえる・・・
そう喜んで下さるのです。嬉しいですね~(^^)~☆

そして帰り際いつも仰います。
当時一緒に大連に居た友が身体を悪くし、老人施設に入居している
その友と、この「シナモントーストとウィンナ珈琲」を
ここで一緒に食べたい・・・ここへ連れて来てあげたい・・・と・・・
いつもいつも、繰り返し仰っています。

どうかその願い、叶いますよう、私にも何か出来る事があれば
お力になりたいと、そんなことを想う日々です・・・

リゾート気分?!

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昨夜は月明かりが部屋の中を照らし、
眠るのが勿体無いくらい、明るい宵でした。

そんな、寝室から眺める月も素敵ですが、
先週の休日、プールから眺めた月も、とっても素敵でしたよ(^^)v

どこのプールかと言いますと、淀江の温泉施設「ラピスパ」
の屋外プールでした~(^^)♪

オープンしてから、もう10年くらいになると思うのですが、
温泉はよく利用していましたが、なかなかプールに行く事が出来ずにいました。

母が係り付けのお医者様に、プールでリハビリされると良いですよ~☆と
言われたというので、トライしてみることになったのです(^^)

思いつくのが遅かったので、プールに入場したのは6時頃でした。
なんと「貸切」です!!  誰も居ません!!
ラッキーでした~(^^)v

そこは思い切り泳ぐような直線コースのプールではなく、
子供やお年寄りが楽しめるように配慮されており、
すべてに手摺があり、曲線の可愛いプールで
ジャグジーもあり、一ヶ所だけ熱いお湯のコーナーもありました~♪

ウロウロ探検してみると、ビニールのカーテンの向こうに
屋外プールを見つけちゃいました~☆☆
でもカップルが一組、貸切状態で愉しんでいらっしゃったので、
ご遠慮申し上げ、暫く屋内で身体を解したりしていると、
お二人が屋内へ入って来られたので、入れ替わりに外へ出てみました~☆

すると、暮れかかる夕焼けの空と、まだ明るさの残る空にポッカリお月様が(^^)

雰囲気もなんとなくリゾートホテルのプールといった感ありで、
プールに身体を浮かべて月を愛でる~(^^)
ちょっぴり優雅な気分になれました(^^)vvv

夜のプールというのも、なかなか良いものです~☆

そのあと、次々と入場される小さなお子さん連れのお母さんや、
小学生くらいのお子さん連れのお父さんも、皆さん外へ出ると、
「わぁ~!!素敵、いいね~!!」と声を上げていらっしゃいました(^^)~☆

プールでひと泳ぎした後は、勿論露天風呂で、ゆったり~まったり~♪☆♪

夏の疲れを癒されたひとときでした~(^^)v

山陰道を淀江で降り、右折し最初のT字路を右へ数百メートル行くと、
目立たないですが小さな「ラピスパ」という看板が出ています。
それを左折すると百メートルくらい先の右手に建物が見えて来ます。
是非一度お出かけになってみて下さいませ~(^^)


 

娘の想い

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昨日の朝、まだ出勤前の自宅で携帯電話が鳴りました。

それは登録されていない知らない電話番号で、
珈琲屋吹野に掛かった電話からの転送でした。

通話ボタンを押し「はい~珈琲屋吹野です~♪」と言うと、
女性の声で「すいません、ちょっとお伺いしたいのですが、
そちらのトーストを持ち帰りさせて戴くことは出来ませんか~?!」
という問い掛け・・・でした。

勿論トーストのテイクアウトはありません。
トーストは、焼きたてだから美味しく、冷めれば風味が変わるので、
できればその場で食べて戴きたい、というのがこちらの心情です。
そうお伝えすると「・・・そうですよね・・・」と、とても落胆
されたようなか細い声が切な気に響きました。

なんだかそれが気になり、このままお断りしてはいけないような
そんな気がして、「何かご事情がお有りですか~?!」と問うてみました。
すると彼女は言いました。

「実は、体調を悪くしている母が、いつも食べていた吹野さんの
キャラメルバナナトーストが食べたいと言うのです。
とてもそちらへ行ける状態ではないので、持ち帰らせて戴き
母に食べさせてやりたいと思ったものですから」と・・・
切羽詰ったような娘の想いが聴こえた気がしました。

病床でお母さんが吹野のキャラメルバナナトーストを食べたいと
言って下さっている・・・ということが、私の心を打ちました。

「お店で召し上がって戴くようなアツアツの味は愉しんで戴けなくなりますが
それでも宜しければ、何とかお持ち帰りをご用意させて戴きましょう(^^)」
そうお応えすると、「有難うございます~ご無理言って申し訳ありません!!」
という娘さんの先程までより明るくなった声が返ってきました(^^)v

お昼頃いらして、トーストを作る間アイスコーヒーと桃のチーズケーキで
待っていて下さいました。
時々お母さんと来て下さっていた見覚えのある方でした(^^)
ソテーした九つにカットしたバナナに自家製のキャラメルソースを
たっぷり絡ませ、カリッと焼いて九つに切ったトーストの上に
そのバナナを並べアツアツのキャラメルソースをかけます。
アルミホイルに包みお持ち帰り用に仕上げ、手渡しました。

「有難うございます~♪」とそれを手に取った彼女の嬉しそうな顔(^^)
お母さん、これを食べて元気になって下さい
このトーストには私の想いと、それを更に上回る娘の母への想いが
ぎっしりと込められているのですから~(^^)☆~

病床のお母さん、お味は如何でしたでしょうか~?!

やっぱりお店で召し上がって戴いた方が美味しいに決まってます~(^^)
元気になって、きっとまた一緒に食べに来て下さいね☆
お待ちしていますよ~(^^)/

メガネルームの木村さんも、店内で紹介する自身のプロフィールの
「好きな食べ物」欄に『珈琲屋吹野のキャラメルバナナトースト』
と書いて下さったのだとお聴きしました。

とても嬉しかったです(^^)
自分で試行錯誤し考案したメニューを喜んで戴けるということは
とてもとても嬉しい事です(^^)v
しあわせなこと・・・です~☆
どうもありがとうございます~☆感謝~☆

 

 

 

「色つきの悪夢」

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私は戦後生まれです。
だから戦争を体験してはいません。
戦争を知らない世代の人間のひとりです。

でもなぜか私の中に戦争の生々しい記憶があるのです。
それは、もの心ついた頃からずっと物語や映像で
その当時のことを見たり聞いたりして来たからだと思います。

8月15日は、終戦の日・・・
65年前のこの日、第二次世界大戦は終息しました。

もちろん私はこの戦争を知りません。
が、恰も知っているような気になってしまうのは、
毎年この季節になるとマスメディアから、その悲惨さを教えられるからです。

8月13日、「色つきの悪夢」(NHK)という番組を観ました。
新聞の見出しには[カラーでよみがえる! 第二次世界大戦の記憶
 ▽これが戦争の現実だ ▽若者こそ見て欲しい迫力映像の衝撃 
と書かれおり、これは観ておかなければいけないと思いました。

戦争の悲惨さを知らない若者には是非見て欲しい映像でしたが、
若者でなくても、私たちにもとても衝撃的なものでした。

当時の映像は勿論白黒のフィルム映像なのですが、技術の進歩!!です。
そのフィルムに色をつけることが出来るようになったのです。
白黒でも目を覆いたくなるような悲惨な映像が、色をつけることで
よりリアルになり、65年という長い月日を今に近づけてしまいます。

今迄公開されていない映像が多かったので、その衝撃も大きかったのですが、
私個人的には、第二次世界大戦というものについて知らない事実が
たくさんあったことに驚かされました。
それは教科書では教えられなかった「真実」でした。

何度も目を背けてしまう場面もありましたが、すべて現実です。
そして、観終えて感じたことは・・・

誰が善い悪いではなく、どの国が善くどの国が間違っているでもなく、
「戦争」というものがいかに最悪の悲惨なものかという事を
ひとりひとりの人間が知らなければいけないということでした。

「世界大戦」というくらいですから、実に多くの国が
この戦争に拘っていて、犠牲になった人が世界中にいらっしゃいます。
本当に「犠牲者」としか言いようがないと思う人達の骸が、
映画でもドラマでもなく実物の骸が、そこらじゅうに横たわっているのです。

その、ひとりひとりに守りたい家族や、愛する人がいたはずです。
好んで戦ったのではありません。
富も名誉もいらない。
ただ愛する人や家族と平凡にささやかでいいから幸せに暮らしたいと
思っていた人々が、その願い叶わず命を賭して横たわっていました。

今、日本はとりあえず平和ですが、もし、
あなたの大切な恋人やご主人が戦争に駆り出されることになったら・・・
あなたの大好きなお父さんやおじさんが、戦わなくてはならなくなったら
どうしますか?!

戦争でしあわせを得ることはありません。
戦勝国にも、犠牲者は必ずいます。
ひとりの犠牲者も出さず戦争を終えることなどあり得ません。
戦争をして喜ぶのはごく一部の「武器商人」だけです。

『二度とこんな悲惨な戦争をしてはいけない!!』

今の平和の上に胡座をかいているのではなく、
この平和を願って命を賭した多くの人達の犠牲の上に今がある
ということを、改めてひとりひとりが胸に刻んで欲しいと思います。

今朝も平穏な朝を迎え、晴れた空があり、蝉が鳴いています。
今日も一日みなさんが平和に過ごせますように・・・