恥ずかしい過去!!

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まだ開店して間もない時間でした。
ひとりの男性がカウンターの奥の席に着かれました。
初めてのお客様がカウンターに座られる事も時々ありますから
さほど不思議とも思わず「本日のセット」のオーダーを戴きました。

スープのビシソワーズが出来上がり「お待たせ致しました~(^^)」
とお持ちすると、いきなりそのお客様が微笑みながら
「これお土産です~(^^)」と、「浦安名物やき蛤」という包みと
茜屋珈琲店のマッチを差し出されたのです。

「?????・・・」の私にその男性は言いました。
「東京の珈琲屋さんによくお邪魔していた佐藤です!!」と・・・

頭の中に、30年前の新宿珈琲屋の店内と、
そのカウンターの中と外に自分と佐藤氏を思い浮かべてみました。

私の記憶力は、なんと情けないものなのかと哀しくなりました(・・)

マッチは、当時新宿珈琲屋にいらした千葉さんという大先輩が
現在経営なさっているお店のものでした。

佐藤氏が米子へ行くというので、そのマッチを託けて下さったのだそうです。
中にはマッチ棒と一緒にピカピカの五円玉が一枚入っていました(^^)
銀座歌舞伎座横の茜屋の珈琲は一杯995円だそうで、
五円玉(ご縁)は、そのお釣りとしてお客様にお返しされるものでした~☆

千葉先輩もお元気でご活躍と、嬉しい情報でした(^^)
よく千葉さんと、このブログを見て下さり、
懐かしい想い出話をして下さっているとのこと。
千葉さんには、当時の東京の「美味しいもの」や「面白い本」を
色々教えて戴きました(^^)v
そして、沢山撮って来て下さった懐かしい新宿の写真を見せて戴いたりして、
昔話に花が咲いていたところで佐藤氏は言いました。

「たしかお正月、元旦に吹野さん怪我をして、
泣きながら店に来られた事がありましたよね~(^^)
その時、僕、珈琲屋に居ました~(^^)v」と・・・

それは、忘れようとて忘れられない、
私が東京に居た2年間の中で一番恥ずかしい出来事があった日です!!
その一番恥ずかしい私をこの佐藤氏に見られていたのでした~(xx)

                          つづく・・・

珈琲道

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数日前のこと、ひとりの青年が現れました。
「カウンター宜しいでしょうか?!少し珈琲のことを伺いたいので・・・」
と恐縮するくらい礼儀正しい青年でした(^^)

その青年は、半年前まではバーテンダーだったそうです。
それが、あるきっかけで珈琲に関わる事になり、
初めは次への腰掛け・・・くらいにしか思っていなかったと。

それが毎日毎日何十杯も珈琲を淹れているうちにその難しさを・・・
その奥深さを感じるようになり、もっと珈琲のことを学びたいと、
この辺りの珈琲屋さんを巡り、教えを仰ぎ、
試行錯誤の日々を過ごしていると言います。

訪れた店の名前を聞けば、有名店ばかりです。
それは「迷う」はずです。
有名店はそれなりに独自の「持論」があります。
それはそれぞれの店によって全く異なるもので、
それを全部聞いていたら、混がらがってしまうはずです(^^)

30年前、私は東京の珈琲屋さんで「師」に出会いました。
幸か不幸か、私はその「師」しか知りません。

後で知ることになるのですが、その「師」の珈琲道は、
あらゆる「珈琲の美味しい淹れ方」といわれる正道とは異なっていました。

その「師」が独自に極めた手法であるという事に気付くのは、
ありとあらゆる「美味しい珈琲の淹れ方」を知ってからです!!

世間の殆どの本には、13~18gの珈琲に沸騰以前のお湯を少量注ぎ、
20~30秒(多いものでは60秒)蒸らす・・・とあります。

が、私が教えられた淹れ方は、20~23gの珈琲に沸騰したお湯を
たっぷり注ぎ、珈琲がお湯を吸収したらすぐに2投目を注します。
その間隔は10秒くらいでしかありません。

事ほど左様に「珈琲の淹れ方」というのは人それぞれに違うのです(xx)!

青年Hくんは、ずっと各店でそんな話を聴き、
とうとう自分はどれを取り入れれば良いのか
判らなくなってしまったように頭を抱えていました。

もうひとつ言えば、その珈琲豆に合った淹れ方、ということも大切なことで、
私の淹れ方は、この吹野の珈琲豆に合った淹れ方であり、
すべての豆に共通するものではないのかもしれません。

青年Hくんは、現在使用している豆は変えるつもりはないと言います。
だから、色々な方法の中から、その豆に合ったやり方を
彼自身が探し、見つけるしかないのだと思います。

ただ、店というのは、珈琲の淹れ方(美味しいか不味いか)だけではなく、
色々な要素が相まってその店の味なり、良さなりが生まれるのだと思います。
そんなことも考えながら、彼らしい彼にしか出来ない店づくりを
してみてほしいと思い、そんな話もさせてもらいました。

アドバイスなんて、そんなおこがましいものではなく、
彼があまりに一生懸命なので、何か力になれたらという想いでした。
久々に珈琲について真剣に語り合い、私も初心に返り
また改めて珈琲のこと勉強になりました(^^)v

青年Hくんの珈琲に正面から向き合う真摯な姿勢が
とても清々しく、眩しかったですね~☆

私にも、そんな時代があったことを懐かしく想い出してしました。
そんなことを想い出させてくれたHくんに感謝~☆です。

彼ならきっといつか、「彼の珈琲」を見つけることが出来るでしょう(^^)
自分で満足できる味に出会えたら、またお話聴かせて欲しいですね~☆♪☆

窓辺のハイビスカスの鉢に水を注ごうとそっと顔を近づけると
一番上の葉っぱに、ちょこんと「てんとう虫」さんが・・・
てんとう虫さんもここで、ちいさな命を一生懸命に生きていました(^^)v

大山登山

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昨日は山陰が誇る伯耆富士「大山」の夏山開きの日でした(^^)
その前日には麓の博労座でイベントがあり、
大山寺までの松明行列が行われます。

吹野を始める前の数年間、証券会社に勤務していた頃、
毎年その松明行列に参加した想い出が甦って来ました(^^)
オレンジ色の炎が、博労座から大山寺までの石段を登って行く様は、
とても美しく幻想的でした~(^^)v

なぜこんな事を想い出したかといいますと、その前日の土曜日に
紫陽花寄席のチケットを求めに来て下さったSさん親子の会話に
今度父と娘で大山登山の計画があるとお聞きしたからです~☆

父58歳、娘20歳代の親子です。
因みにお母さんは、アウトドアとかスポーツとか大嫌い~!!
なので、不参加~♪  とのこと(^^)

その話を訊き、かつての自身の登山記憶が甦ったのでした(xx)

大山に登った記憶といえば、この辺りで子供時代を過ごされた方なら
どなたでも、一度や二度は学校の課外授業としての登山経験があるはずです。

私もご多分に漏れず、小学校と中学校でそれぞれ一度ずつ経験しています。
その後、証券会社勤務時代に御来光を仰がんと松明行列の後、
深夜2時起床し、頂上をめざしました(^^)v

それが20歳代のことで、それ以来大山に登ろうなどと考えもせず過ごし、
もうすぐ30代も終わるという頃に、初めて「カヌーに乗る」
という経験をすることになってしまいました~(・・)
それを期にアウトドアに目覚め(?)
40歳になった年に、これが大山にチャレンジできる最後のチャンス
ではないかと予感し、思い切って限界に挑戦してしまいました(xx)

二合目くらいで「何でこんな事思いついてしまったんだろう~」と悔やみ
六合目くらいで「引き返したいけど、引き返すのもわが足なんだよ~」
と戻るにも戻れないことに気付き愕然とし、
ヨレヨレになりながら辿り着いた山頂で、
360度のパノラマの素晴らしさに圧倒され感動の涙を流し、
辛かった道のりが一瞬にして消え笑顔にさせてくれたあの日・・・

あの感動を今も忘れません(^^)
抜けるような青空の下、1700m上空で食べたおにぎりの
美味しかったこと~☆

今改めて思います。
あの時思い切って挑戦しておいて良かったと~(^^)

Sさん親子にも、きっと最高の想い出になることと思います。
これで親子の絆も益々深まる事間違いなし!!です(^^)v
お父さん、是非娘にカッコイイところをみせてあげて下さい~☆♪☆

みなさんも体力のあるうちに是非一度「大山登山」
トライしてみてはいかかですか~(^^)

湖畔のランチ

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吹野のお客様には、飲食店を経営なさっている方が
多くいらっしゃいます。
このところ、その方々から聞こえてくる声は
あまり景気の良い話ではありません。
がしかし、賑わっているところもあるのです~!!

先日、姉夫婦に誘われて、松江の「イングリッシュガーデン」
へ行って来たのですが、そこのイタリアンレストランが、
なんと満席の順番待ち~!!だったのです(xx)☆%∮#$▲~☆

こちらとしては、余裕を持って少し早く到着したつもりでした。
まだ11時30分でした・・・・・
なのにもう満席で、「1時間くらい待って戴くことになりますが~」
と店長さんらしきお兄さんが仰る・・・

素敵なお庭やお花などを眺めながら1時間くらいなら待ちましょう~♪
と、散策しながら待ちました(^^)

席が空き次第、携帯に電話をくれるとのことだったのですが、
一向に鳴る気配がありません(xx)

漸く携帯が鳴ったのは、それから更に30分後・・・でした!!

「大変お待たせして申し訳ありません~」と案内されて席につき、
こんなに待たされた理由がよ~くわかりました~☆

硝子越しに見える宍道湖の眺め・・・
一日中いても良いくらいの、ゆったりとした風景なのです~(^^)v
松江は「ズルイ」です。
こんな景色を独占しているのですから~!!

更に木曜日は「レディースデイ」とのことで、
一層賑わっていたようでした~☆♪☆

やっとありつけたイタリアンもとても美味しく、
スタッフの接客も良いので、愉しく食事が出来ました(^^)/

料理はお肉とお魚の2種類のコースと、パスタとピザのセット2種
をオーダーしたので、色々な物を少しずつシェアして食べたので
それも大正解でした(^^)

メインのお肉を私が人数分に切り分けていると、横から義兄が言いました。
「もう、お肉摘まんでもいい~?!」と・・・
「うん、いいよ~♪」と私が応えると、「チクッ!!」と腕に痛みが~!??

義兄が摘まんだのは牛肉ではなく、私の腕の肉~☆♪☆~でした(xx)

人生を謳歌しよう~♪

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横田っ子さん、温かい励ましのお言葉ありがとう~☆☆☆
本当に吹野のお客様はいい人ばっかりで、
みなさんにどれだけ助けられ救われたかわかりません(^^)

そして横田っ子さんの新設ブログも早速見せて戴きましたよ~♪
愉しくてしょうがない~(^^)という想いが溢れている
愉しそうな写真たちでした~(^^)v
これからも何気ない風景の中から横田っ子さんらしさを切り取って
ブログで披露して下さいね~☆
今後も時々覗かせて戴きますよ~(^^)
付け加えさせて戴くと、横田っ子さんお薦めの奥出雲ワイナリーへ
私も先日二度目の訪問して来ましたよ~(^^)v
地下ギャラリーでは大好きな古川誠さんの写真展も見ることが出来、
最高のお天気だったので、素敵な写真も沢山撮りました~(^^)☆
中でも一番の傑作は「カメラ目線のロバ!!」です~♪
ふわふわのオムレツも美味しかったです~☆

ついでに、なんて云ったら失礼ですがHP「米子界隈」も
覗かせてもらいましたよ~♪
こちらもとっても愉しそうで元気が出ます(^^)v
お薦めの綿菓子のようなアイス~☆私も大好きです~☆☆

それぞれがそれぞれに自分の人生を謳歌しているんですね~☆
素晴らしいことだと思います。
とっても大切なことだと思います。

今日も良いお天気の休日となりました。
午前中はお洗濯と布団干し~☆☆☆
午後はランチにお出掛けしようと思います(^^)v