「吹野医院?!」

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台風18号到来!!の日が、たまたま定休日♪♪ということで、
珍しく家で過ごす休日となっています。
なので、昼食前に書き込みをし、午後の一時をゆったりと過ごした後開いてみると、
なんと、お久し振り~☆の山ブーさんの奥様からのコメントが届いていました~☆♪
ありがとうございます~♪

そうですか、あの時大きく膨らんで今にも飛び出してきそうだった赤ちゃんが
もう五ヶ月になられたのですね~☆☆
おねえちゃんは台風~ですか~(笑い)
まあ、台風でもハリケーンでも竜巻でもいいですから、連れて来て下さい~☆

吹野はご高齢のお客様も多いですが、ちっちゃなお子さんも意外と多いんですよ~☆
経営者の精神年齢が同じくらいだからでしょうか~(笑い)

そういえば、ず~っと前になりますが、
お母さんの自転車の籠にチョコンと乗ってやって来る女の子がいました。
喘息の治療に通っている子でした。
おうちから病院へ行く道の途中に「珈琲屋吹野」がありました。
いくら病気を治すためといっても、病院が好きな子供はいません。
嫌がる子供を宥める為にお母さんは考えました。
「おりこうにして病院へ行けたら帰りに『吹野』で、美味しいケーキを食べさせてあげるよ~」
というご褒美を提案したのです。
「吹野」はお母さんがかつて独身だった頃通っていた大好きなお店だったのだそうです。
だから、半分は「お母さんが行きたい」という想いがあってのことだったそうです(笑い)

それから、その女の子は病院へ行くのを嫌がらなくなり、
むしろ楽しみにするようになったそうです☆
そして、美味しそうにケーキを頬張りながらお母さんに言いました。
「吹野は病院みたいだね~☆」と・・・
「どうして~?!」と聞くと、「だってここにいると咳が出ないもん!!(笑い)」
お母さんは、私の顔を見ながらにっこり笑って
「ホントだね~ここは病院みたいだね~じゃあケーキがお薬かな~☆」
と言って、三人で大笑いしました。

あの子も、もうすっかり大きくなっていることでしょう。
喘息は治ったでしょうか?! 
元気にしてるでしょうか?!

「吹野」には、いろんな「想い出」が詰まっています☆☆

東京新宿珈琲屋

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先日「見えない糸」でご紹介したように、
「珈琲屋吹野」へいらして戴くようになるきっかけは、本当にいろいろです!!
ガイドブックや雑誌、新聞だったり、インターネットや、友人知人の紹介などありますが、
この方がいらして下さるようになったきっかけをお訊きして驚きました☆!

三上さんは、いつもご来店下さる常連のおひとりでいらっしゃいますが、それ以外でも、
お中元、お歳暮の季節になると、いつも吹野の珈琲を進物用に遣って下さいます☆
もう何年にもなるので、この頃は贈り先の方も愉しみに待っていて下さるんですよ~♪
などと言って戴くと、こちらも喜び勇んで箱詰めをする手も軽やかになります(笑い)♪♪

そんな三上さんが、漸くこの頃になって
「吹野」へいらっしゃるようになった「きっかけ」をお話して下さいました。
それは、こんなお話でした。

20年くらい前のお話だそうです。
当時、妹さんが東京にいらして、三上さんが上京された時のこと。
丁度三上さんのお誕生日だったので、そのお祝いにと、妹さんは奮発して
ちょっと高級な「ステーキ屋さん」に連れて行って下さったのだそうです~☆

美味しいステーキのコースを召し上がり、最後に珈琲が供され、
その美味しい珈琲を戴きながら、お店の方とお話をしている時に、
「どちらからいらっしゃったんですか~?!」と訊かれたそうです。
そこで、三上さんが「鳥取県の米子からです!」と応えると、
お店の方が、笑顔になり、「米子に珈琲屋吹野さんってあるのご存知ですか~?!」
と言われたそうです。
残念ながら、20年前にはまだ「吹野」をご存じなかった三上さん(泣)!!
知らないと応えたら、お店の方がこう話して下さったのだそうです・・・

米子で「珈琲屋吹野」を営んでいる吹野さんは、このステーキ屋のオーナーが
経営する珈琲屋で修行をされた人なんですよ~☆♪☆    と・・・

私は、三上さんが「東京新宿のステーキ屋」という言葉を口にされた時から、
そこが新宿西口の大村ビルの細い階段を上がった2Fの「玄庵」で、
目の前のカウンターの鉄板の上で、見事な手さばきでお肉を焼いてくれる光景が
浮かんで来て、涙ぐみそうになっていました~☆

そうです!!
そこは、まさしく私が修行した珈琲屋のマスターが、私が在京中にオープンさせた
念願の「ステーキ屋」さんだったのです!!

今では当たり前のようになって来ましたが、まだその当時は、
お客様の目の前で、ナイフとフォークを器用に動かし、
ショウのように鮮やかにお肉を焼く、なんて見たことありませんでした。
それを30年前、東京八王子の「うかい亭」というお店でやっていたんです!!
(今では大変な名店となり、時々TVのグルメ番組で紹介されますよ~☆)

初めて珈琲屋のマスターにその「うかい亭」へ連れて行って戴いた時は、
本当に、あまりにも美しい手さばきに「拍手」をしてしまったくらいです!!
思わず「お上手ですね~☆☆」なんて、プロに向かって失礼な事を言った記憶があります(苦笑)

そして、ず~っと珈琲屋だけを続けているマスターが、
「いつかこんなステーキ屋をやりたいんだ☆」と話して下さった「遠い日」を思い出していました。

そんな懐かしい店の名前が三上さんの口から零れ、そしてその見えない糸に手繰り寄せられ、
三上さんは今「吹野」のたいせつなお客様になって下さったのです☆~☆

「見えない糸」は、本当にあるんですね~!!
先月の終わりにもおひとり、そんな糸に手繰り寄せられるように来て下さった方がありました☆

その方は、東京の方で、中野さんと名乗られました。
お母様の出身地が島根県の隠岐の島で、そちらへいらっしゃることになり、
近くに美味しい珈琲のお店はないかな~?」とネットで検索されたのだそうです。

島根、鳥取両県のお店が、たくさん出て来たそうです。
その中から検索していき、「珈琲屋吹野」に出会い、「ブログ」を発見!!
そのブログを開いてみると、東京で修行した話があり、何とその修行先は、
今現在、その方がよく通っていらっしゃる珈琲屋さんだったのだそうです(サプライズ)!!

その方もビックリなさって、すぐにその新宿の珈琲屋さんへ確認されたところ、
「ここで修行された吹野さんという人が、米子で珈琲屋さんをしている」と仰ったそうです♪

もう30年も前の「化石」のような私のことを憶えていて下さったということにも感激です(笑い)

そうして中野さんは、隠岐の島への途中、珈琲屋吹野の止まり木に羽根を休めて下さったのでした。
「珈琲も美味しかったですし、お店も、とっても素敵です~☆」
という有り難い言葉を残し、お母さまのふるさとを後にされました。

毎日、前を通っていても気付かない人もいらっしゃいます。
東京から、わざわざ訪ねてくださる方もあります。
何かの「ご縁」「見えない糸」ととしか言いようがないと思います。

そして30年も前の遥か昔となりつつある私の東京での暮らしが、
今改めて懐かしく思い出される今日この頃・・・でした♪♪


 

戦国武将

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中心気圧940hPaという大変大きな「台風18号」が近づいているそうです。
2004年に猛威を振るった22号並みの勢力を持ち、古くは伊勢湾台風に匹敵するものと
予想され、警戒を呼びかけています。
進路の圏内と予想される地域の皆様、くれぐれも気をつけていただきたいと思います。

さて、今朝はそんな情報と共に、「歴女のコスプレ」なるものが紹介されていました!!

近頃、日本の歴史に興味を持ち、その所縁の地を訪ねたり、
それぞれのお気に入りの戦国武将の「コスプレ」を愉しんでいる女性が急増とのこと!!

「コスプレ」はどうやら「ゲーム」の中に登場するキャラクターの衣装を真似ているようでした!

その中で、一番人気は、「真田幸村」次いで「伊達政宗」そして「石田三成」だそうです。

私も先日、NHKの大河ドラマ「天地人」で、石田三成の「無念の死」に泣いた一人です(苦笑)
まだ若い俳優、小栗旬くんが、素晴らしく好演していたと思います。

こういう過去の歴史上の人物の場合、誰がその役を演じるかで、
その人物の印象が大きく変わるような気がします。
今回、小栗旬くんのお蔭で、石田三成の株は随分上がったのではないかと思いますが、
いかがでしょうか?!
逆に、石田三成を演じた事で、役者小栗旬の株が上がったとも言えるかもしれません。
いい役者になったな~   と、私は感心しました。

大河ドラマの場合、誰を主人公に描くかによって、それぞれの立ち居地が微妙に変わります。
今回の「天地人」では、「上杉」を中心に描いているので、
それも石田三成にとっては良かったのではないかと思いますが、
教科書で習った歴史とは違う、いろいろな側面を知る事が出来、大変勉強になります!!

こうして、実は豊臣家のことを一番大切に思っていたのは三成だったということが、
死後何百年も経ってから、後世の人々が解かってくれた・・・ということで、
三成さんの「無念の死」も少しは報われ、供養になったのではないでしょうか~☆

今、滋賀県の長浜は、石田三成の生誕地ということで、多くの観光客で賑わっているようです♪

私もいつか、ほとぼりが冷めた頃に行ってみたいと思いました(笑い)

本日の米子は、灰色の雲に覆われ、台風の影響が少しあるのか、風も出て来ました!!
こんな日はきっと、珈琲屋は静かな一日になることでしょう(苦笑)

見えない糸

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綺麗なまんまるお月様が夜の闇を明るく照らしていますね
みなさん、「お月見」なさいましたか?!

このところ、常連のお客様が多い「珈琲屋吹野」へ、時々新しいお客様がお出で下さいます。
そんな時、「きょうは、どうしてこちらへいらして下さったのですか~♪」と
お聞きしてみるようになりました。

先日は20代のかわいい女の子が、一人で入って来て、
「こんにちわ~」と入り口で声を掛けてくれて、そして、辺りを見回し、
「素敵なお店ですね~・・・いつ頃からあるんですか~?!」と問われ、
「28年になりますよ~(笑顔)」と云うと、「ええ~っ!!」っと驚きの声(笑い)

で、「きょうは、どうしてこちらへ?!」と、問い掛けてみました。
すると彼女は近くにある耳鼻科の病院の名前をあげ、「治療を終え、処方のお薬を貰い、
自然にこの道に出て来て歩いていてこの店を見つけ、入ってみたんです~(笑顔)」と・・・

ゆっくりと雑誌を見ながら、珈琲とトーストを召し上がり、
お会計の後、私が「おだいじに~」と声を掛けると、
驚いたように振り返り、「あ~、ありがとうございます~☆」と帰って行きました。

病院の帰りだと聞いたので、自然に「おだいじに~」と言う言葉が出たのですが、
彼女にしてみれば、珈琲屋のおかみさんに、そんなことを云われるとは
思いも寄らないことだったのでしょう(笑い)驚かせてしまいました(苦笑)

そして数日後、また、彼女が来てくれました♪
その日もまた病院だったそうです。
これで、もう彼女も「一元さん」ではなく、「常連」の仲間入り(笑い)です!!


その翌日、店の前で車が止まり、助手席から降りて来られた御婦人が、
駐車場はありませんか?!というお尋ねで、
いつものように、当店には駐車場はありませんが、宮岡歯科の横が、
一番近い駐車場になりますが~」とご案内すると、そこへ車を置き、3名様でいらして下さいました。

なんとなく、旅の方のようなので、「どちらから~?!」とお尋ねすると、「広島から~」
というお返事。そして、私が質問する前に、
「この近くまで来た時、カーナビで検索したら、こちらが出て来たんです(笑顔)」と・・・

以前にもあったのですが、「カーナビ」がお客様をご案内してくれる、
今は、そんな時代なのですね~☆☆

その方も気に入って下さったようで、「何かこちらの案内(地図)がありましたら戴けますか~」
と言って下さり、地図入りのリーフをお持ち帰り戴きました。

すべて「偶然」のようですが、私は何か「見えない糸」に手繰り寄せられて来て下さっていると
思えてなりません。
ここで出会う、すべての人と、私は何かのご縁で繋がっているのだと思っています。

すべての出会いに 「感謝」 です☆☆

 


 

秋の虫の音

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毎年秋になると、我が家の庭から、いろいろな虫の音が聴こえて来ます。
鈴虫やコオロギは馴染みのある「音」ですが、
この歳になって初めて耳にする「音」もあります!!

先日、数ヶ月ぶりに顔を見せてくれた、南部町にお住まいのさゆりさんが、
「この頃お庭ではどんな虫が鳴いてますか~♪」という問い掛けを・・・

私は待ってましたとばかりに、ある「虫の音」の話をしました!

「この頃、というより少し前になるんだけれど、凄く喧しい虫が鳴くの(笑い)!!」
と言うと「え~っ!どんな(笑顔)?!」と嬉しい反応~☆

「それがね~ 初めて聴いたのは数年前になるんだけど、
何か凄い騒音が、確かに庭の方から聴こえるんだけど、とても虫の音とは思えなくて、
庭にある物といえばエアコンの室外機以外考えられなくて、故障かな~って思ったの!!」

それで、庭に出てみると、室外機は正常に動いているのです!!
なので、それ以外の方へ耳を澄ましてみると、鉢植えの盆栽が並べてある板の下の方から
その喧騒は聴こえてくるのです!!

本当に大きな工場の機械が、休むことなく凄いスピードで回っているような
そんな「喧しい音」なのです!!

それが「クツワムシ」・・・・・でした!!

 ♪♪ あれマツムシが鳴いている チンチロチンチロチンチロリン ♪♪

という歌がありますね~
その中にも出てくる ♪♪ガチャガチャガチャガチャ クツワムシ♪♪

まさにその「音」だったのです!!

本当に「ガチャガチャ!ガチャガチャ!」という表現がピッタリのその音!!

もう、煩くて煩くて、耳に付いて眠れない!といった感じなんです(笑い)

私がそんな話をしたら、さゆりさんも相好を崩し「やっぱり~☆~」と言います!!

さゆりさんちのお庭でも、「ガチャガチャ」は鳴いていたのです(笑い)!!
その話をさゆりさんもしたかったのだそうです(笑い)
なのに私が先にしてしまった~♪
でも、先を越された~というより、共通の話題があったことの喜びの方が大きかったようで、
どちらか片方だけが知っている「音」だと説明するのが難しかったと思うのですが、
共に経験済みの「音」だったのですぐに分かり合え、共に笑えました~☆

「ガチャガチャ」は数日間、夜になると鳴き続け、
ある日、ピタリと止みます!!

さゆりさんも嫁ぐまでは角盤町にお住まいで、私たちは町中で育った子なので、
大人になるまで、そんな虫の音に触れることが無かったのです!!
だから、いろんなことが珍しく、面白いのです(笑い)!!

今年はまた、違う「音」がしています。
「ゲロゲロ、ゲロゲロ」と大きな声で、はっきりと聴こえます!!
おそらく、大きいのが一匹、我が家の庭に住み着いているようです(笑い)

みなさんのお宅では、どんな「音」が秋を告げていますか~☆